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鴉は今もなく  作者: レニー
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リュウ

龍が吠える

周りが震え、ススキがざわめき出す


病院帰りの為、当たり前に白と酒呑童子を持ってきてない

そして、僕は呪術を基本習っていなかったため、遠距離攻撃ができない


ましてや、空を飛ぶ。なんてできるわけがない

ん?待てよ?黒い姿の時、翼生えてなかったか?

黒い姿になって、飛ぼうとしてみるができるわけがない


『オマエノカクゴヲミセロ』

鎌を投げる

ギリギリ、龍に擦り鎌が落ちてくる


鎌の落下予定地に立っていたが龍が先にこちらに向かってきた。

それを避け、龍に乗り、背中を伝って走り、鎌を掴む


龍はこちらに顔を向けて咆哮をしそうになっていたため

尻尾に鎌で切ろうとするが歯が通らない


咆哮をもろにくらい、体の筋肉が硬直し耳からは血が出る

龍の顔が接近してきた、やばい死ぬ


しかし、龍が移動した影響で僕の位置がずれ、その風で僕が吹っ飛ぶ


なんでだ?←物理の存在を知らない


まぁいい

耳はいまだにキーンって言ってるけど

体は動く


あっやべっ

落下中に龍が襲ってきた


くっそ

僕はやけくそで鎌を振るうと、鎌に血が飛び散っていた

僕のではない


龍の口の中を切っていたのだ

それは龍の頬を貫いており、抜けない


背負い投げの要領で鎌を池に投げると

鎌が池の中にあった龍の体ほどある岩に突き刺さる


龍は今にも出てきそうな勢いで、噴火している山のような威力で水を噴き出していたが少しすると静かになり、龍の尻尾が浮かんできた


あのデカさの龍を倒した

「やった、やってやった」


『カァ、(ワレノチカラヲミシテコヤツガチガウヤツヲツカエナイヨウ二シタカッタガ)ケッカオーライダ。ヤクソクドオリ、ワレノチカラヲカソウ』


カラスが僕の胸に反応出来ないほどのスピードで寄って来た

そして、僕の胸を突き刺したと思われたが僕の体に収まった


『貴様、そういえばさっき翼を出していたな。アレは我の力で飛べるようになるぞ』


頭に直接声が響く、外にいた時とは違って発音がしっかりとしている


そして、そしてその声は聞こえなくなった


試したいがそれよりも休みたい


パチパチ

「懸魂入手おめでとうございます。その子は五百年以上主人がいなかった懸魂ですね。よく試練に受かりましたね」

コクリ


そこで僕の意識はなくなった

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