10/24
夢
夢を見た
毎日毎日同じ夢
僕が広い世界でひとりぼっち
どこに行っても、どこまで歩いても変わらぬ景色
だけど綺麗な世界
だけどある日、太陽がその夢で登ってきた
暖かく気持ちの良い光だった
でも、それは一瞬で沈もうとしていた
必死で追いかけるが沈んでしまう
足元一面にある花をちぎってみると急速に生え出す
本当に綺麗なようで気色の悪い世界
そして、僕は今日も同じ夢を見るのだったが
この日、また太陽が昇ってきた
僕は何を犠牲にしてもこの太陽を追い続ける
これ以外何もいらない。