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一生

作者: 猫屋敷

生まれ落ちたときは一人だった。

僕の誕生は喜ばれていたのかな。

今でも思い出せないや。


それからたくさんの人に出会った。

自分の居場所はここだったんだ。


当たり前過ぎて忘れてた。

一人の寂しさも仲間がいる嬉しさも。

今、気がついたよ。だから伝える。

一生分のありがとう。


楽しさはいつの日か慣れてしまった。

煩わしくなり、自分から離れた日もあったっけ。

今でも後悔しているよ。


それから悩んだ僕だったけど。

みんなが居てくれたんだ。


当たり前過ぎて忘れてた。

自分が言った我が儘もみんながくれた優しさも

今、思い出したよ。だから伝える。

一生分のごめんね



時間は流れて僕はもうすぐ死んでしまう。

まだ伝えてない。

喜び、悲しみ、怒り、楽しみ。

まだたくさんあるけど、時間がないや。


当たり前過ぎて忘れてた。

様々な感情はみんながくれた。

今、思い出しても、もう遅いよね。

一生分のありがとう。

歌詞みたいだ。

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