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夏生詩集

宙を舞いたがる人へ

作者: 夏生

自分の存在価値は自分ではわからないものだ

ちっぽけで、世間から無視されていると

思うことは何度もある


お前なんか、しね


言葉でブスリと刺されたら、もう

ああ、自分なんかやっぱりいない方が

いいんだ、と、ありもしない天国に思いを馳せる


自分がしんだら、まわりの人の人生が

大きく狂い出す

それを願うように命を捨てる人も

いるけれど


残された人は

心から笑うことも楽しむこともできなくなる

人としての心が壊死してしまう


そんなに自分のことを思ってくれる人は

いない、か

知らないだけかもしれない

気づいていないだけかもしれない


自分が知っていることなど

世の中の足の小指の爪の先端くらいまでのこと


しね、という奴は

本人が瀕死なのだ

悲しい逆説なのだ


なんだ、お前もそうなのか

と、悲しんでやればいい


言葉どうりに受け止めて

身体が宙を舞ったとき

あっ、やっぱり生きたい

と、思っても引き返せないのだ


自分の命、されど

自分のみにあらず


もう一度言う


自分の命、されど

自分のみにあらず



詩ではなく、メッセージのように長くなって

しまいました。

不快になられましたら、申し訳ございません。

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