白鬼と、冬に咲く桜
その日は、雪が降っておりました。ごうごうと強い風と共に降ってくる雪で、前も後ろも、右も左も、どこを見ても真っ白な、そんな日でした。そんな日は決まって、村人達は家に閉じこもり、ただただ雪が止むのを待つのが当たり前でした。でないと、恐ろしい恐ろしい白鬼に出会ってしまうかもしれないからです。
白鬼は、雪がたくさん降る日にやってきます。村にやってきては、外に居る村人を一瞬で氷漬けにしてしまう、恐ろしい鬼でした。なので、村人達は雪が沢山降る日は外には出ないのです。
村の一角に、今にもペチャンコに潰れてしまいそうなお家がありました。そこには、みよという女の子が一人で住んでいました。みよには、この間までおじいさんがおりましたが、おじいさんは雪が降り始める前に亡くなってしまい、その時からみよはおじいさんが亡くなってしまったゆえの悲しみと寂しさのあまり、毎日一人でしくしく泣いておりました。みよを心配して村の人達が、みよの様子を見ていましたが、みよが笑顔を見せる事はなかったのです。
毎日、毎日、しくしくしくしくと泣くみよを心配した村の人達は、みよの為に毎日、おにぎりを作ってあげ、お話をしてあげました。少しでもみよが元気になるように、少しでも早くみよが笑ってくれるように、村の人達はみよに笑い掛け、話し掛けたのです。
そしてある日の事でした、近所のおばあさんがお話してくれたのです。
「おばあちゃんがまだ若かった頃のお話だけどね。そうね、今のみよぐらいの歳の頃だったかな。お母さんとくだらない事で大ゲンカしてね、たくさん雪が降っている日に家を飛び出てしまったの。おばあちゃんね、お母さんに言われた事に物凄く怒っていてね、夢中で森の中を走っていたの。そしたらね、気付いた時には雪で周りが全然見えなくてね、帰り道を忘れてしまったの。怖くて、寒くて、このまま誰にも見つからずに死んでしまうんじゃないかって思った時にね、白鬼に出会ってしまったの。おばあちゃん怖くて怖くて、怖さの周りに気を失ってしまったの。だけど、次に目を覚ました時には、雪は止んでいて、目を奪われる程綺麗な真っ白い桜が咲いていたの。凄く凄く綺麗で、おばあちゃん寒さを忘れて上を向いて歩いていたら、いつの間にか村に着いていたの」
その事を思い出したように、おばあさんはうっとりとしたような声で話してくれました。みよは、「真っ白い桜」という言葉がなんだか不思議で、とても興味がわいてきたのです。
「おばあちゃんね、村に着いたら村の人達皆でおばあちゃんの事心配して探してくれようとしてたみたいでね、皆がおばあちゃんが帰ってきた事を自分の事のように喜んでくれたの。お母さんとも仲直りしてね、おばあちゃん嬉しかったなー」
嬉しそうな顔で言うおばあさんは、みよの冷たくなった手を優しくギュッと握ってくれました。それは、「一人じゃないんだよ」と言ってくれているようで、みよはむず痒そうな顔でうつむいていました。
みよは、一人でない事はわかっておりました。ですが、大好きなおじいさんを亡くしたみよにはやっぱり、悲しくて、寂しかったのです。今にも潰れてしまいそうなお家だけど、みよにとってそこは誰よりも大好きな場所でした。早い時期にお父さんとお母さんを亡くしてしまったみよには、おじいさんが一人だけの家族でした。優しかったおじいさんは、いつもみよの頭を撫でくれました。しわくちゃの手だったけど、みよにとっては大好きな手でした。
なのに、今はそれがないのです。どこへ目をやっても大好きなおじいさんは居ないのです。みよの頭を優しく撫でてくれた手が今はどこにもないのです。みよの名前を優しく呼んでくれた声は耳を澄ましても聞こえないのです。みよはその事を思うと悲しくて悲しくて、しくしくしくしく泣いてしまうのです。
ですから、みよは、余計に「真っ白い桜」に興味を持ったのです。寂しくて寂しくて、誰かこの悲しみを、寂しさを取り除いてほしくて。
そして、みよはたくさん雪が降るその日に家を出て、森に入ってしまったのです。
森に入ると、雪は勢いよくみよを攻撃しました。雪は痛くて、冷たくて、それに加え冷たい風がみよの体を冷たくさせました。でも、みよは諦めませんでした。「真っ白い桜」がどうしても見たかったのです。一目見るだけでも良かったのです。なぜかはわかりませんが、どうしようもなく見たかったのです。だからみよは、歩き続けました。フラフラになりながら、それでも寒さと戦いながら歩き続け、とうとう気を失ってしまったのです。
次に目を覚ました時には、火がパチパチ鳴る音とみよよりずーっと大きな体をした男が囲炉裏を挟んだ向こう側にいました。
辺りをキョロキョロと目を動かして見れば、どうやらこの大きな男のお家のようでした。そして、ある一点に目が行くと、みよは固まってしまいました。
「どうして、こんなにたくさん雪が降っている日に、森にいたんだ」
責めるように言う男の頭には、2本の角があったのです。
みよは恐ろしさのあまり、声が出なくなってしまいました。良く見れば、肌は白く、髪も白く、来ている着物は黒いが、それは間違いようのない白鬼だったのです。
「もういい。雪が止んだら、村に帰れ。この事は誰にも言うなよ。言えば殺す」
目が吊り上った白鬼に、みよはコクコクと頷きました。
白鬼は、それから何を言いません。みよとお話しする気はなかったのでしょうが、白鬼のあまりの恐ろしい空気に、みよが耐え切れなくなり、話し始めました。
「…さ、桜…」
「あ?桜?お前の名前か」
「ち、ちが…っ。わ、わた、し、桜、探しに…」
「この時期には桜は咲かない」
「あ、あの、真っ白い、桜が見たくて…」
「…真っ白い、桜?」
恐ろしい空気が穏やかな物に変わるのがわかったみよは、ホッと息を吐き出しました。ずっと緊張していたのか、寒いというのに手は汗でベトベトです。
「ああ。誰かに聞いたのか」
そう言った鬼に、みよは頷きました。
「…………冬に桜は咲かない」
「でも!」
おばあさんは、「綺麗な真っ白い桜を見た」と言っていたのです。みよはそれを信じてたくさん雪が降っているこの日に森に入ったのです。それを、「咲かない」と言われると凄く悲しくなりました。
「でも、この森の桜は咲くかもな」
そう言った白鬼はとてもとても優しく笑ったので、みよはビックリしました。だって、お話に聞いていた白鬼はとてもとても恐ろしいのです。
なのに今、みよの目の前で笑う白鬼はお話の白鬼とは違いました。
「白鬼さんは、お話では怖いのに、本当はとても優しいのね」
「…お話?」
白鬼はそのお話を知らないのか、首を傾げてみよに聞きました。
「うん。白鬼さんはね、たくさん雪が降る日に村に来るの。で、外にいる人を氷漬けにしちゃうのよ」
「なんだそれは」
白鬼は聞いた事もないお話をみよから聞いて、首を傾げました。が、すぐに大人達が作った話である事に気付き、笑いました。
大人達は、雪がたくさん降る日は危険である事を知っておりました。だから、そのような日に、子供達を外に出さない為についた嘘だったのです。それは子を思う大人達の優しい嘘でした。
「雪が止んだようだ」
そう言った白鬼は、戸をガラガラと引いて、みよに外を見せました。太陽の顔を覗かせた空からは、もう雪は落ちてきません。
「送って行こう」
白鬼は、みよをだっこして雪の中を歩きはじめました。白鬼の膝まで積もった雪はキラキラと輝いて、とても眩しくて、みよは目を細めました。
「白鬼さんは一人なの?」
「ああ。一人だ」
「じゃあ、私と一緒ね」
「お前も一人なのか」
「うん。雪が降る前にね、一緒に居てくれたおじいさんが死んでしまったの」
「そうか。辛かったな」
慰めるように、白鬼はみよの背中を撫でました。それが気持ちよかったのか、みよは次第にうつらうつらと閉じそうになる目を頑張って開けていたのですが、白鬼の優しいぬくもりと、思い出したように背中を撫でてくれる白鬼の優しさに安心してしまい、ついに寝てしまいました。
寝てしまったみよに、白鬼は気付きましたが、歩くのを止める事はありませんでした。
白鬼は、みよを哀れだとは思いませんでした。それは、村の人達が心優しい事を知っていて何よりみよが本当の意味で一人ではない事を知っていたからです。白鬼は、今頃村ではみよが居ない事に皆で大騒ぎしているのをなんとなくわかっていました。だから、早く安心させてやらねばならなかったのです。ですから、自然と白鬼の足は速くなり、村に着くのもそんなに時間は掛かりませんでした。
村では予想通り、みよを探している声が聞こえてきました。白鬼は、角を引っ込ませて、不思議な力で髪を村人と同じように黒にしてから村に近付きました。
「おい」
白鬼の一声に、村人達は気付きました。それから、男に抱っこされているみよを見つけました。
「森に迷っていたから、連れてきたのだが」
「みよちゃん!良かった!良かった!」
「無事で良かった!」
村人達は、みよが怪我をしていない事を確かめて、更に喜びました。白鬼は、村人の一人にみよを預け、森に帰ろうとした所で呼び止められました。
「みよちゃんを助けてくれてありがとうございます!」
「礼はいい」
「そう言わず、さあさあ村に入ってくだせえ」
喜び浮かれている村人達に、背中を押されて白鬼は村の中心部までやってきた頃にみよが目を覚ましました。
「し、」
「我は、ハクという」
白鬼、と口に出そうとしたみよの声を遮って、白鬼はそう名乗りました。
「ハクさん、というのか!みよを助けてくれてありがとう!みよ、礼は言ったのか?」
「うん、ありがとう。ハクさん!」
みよは笑いました。それは随分と久しぶりな笑顔でした。その笑顔に、村人達は安心し、そして白鬼を信じてもいいとさえ思っていました。だから、村人の一人は言ったのです。
「この村で暮らしませんか?」
と。
白鬼は、一人で居る事が当たり前でした。気付いた時にはもうすでにその森に居ました。ですが、やはり寂しかったのです。ですから、一度だけ人間に混ざって暮らしていましたが、すぐに鬼である事がバレて村を追い出されたのです。
また一人になってしまった白鬼は、寂しさを誤魔化す為によくこの村の様子を見に来ていたのです。ですから、知っていたのです。この村の人達は優しい、と。
「悪いが、」
「みよも懐いてます。みよは、おじいさんが亡くなってしまってから笑顔が消えてしまいました。でも今、みよは笑っているんです。私はあなたのお蔭だと思っています。どうかみよの為にもこの村に居てはくれないでしょうか」
そう頼まて、いやとは言えなくなってしまった白鬼は戸惑いながらも首を縦に振りました。
白鬼は、みよのお家に案内されて、今、そこの前に立っていたのですが、ビックリして目を丸くしていました。
今にもペチャンコに潰れてしまいそうな家に、みよが一人で住んでいるという事が信じられなかったのです。なので、白鬼はまずみよのお家をしっかりした安全なお家にする為に、村の人にみよを預けてお家を直しました。
数日経って、みよのお家はしっかりと直されていて、隙間風もなくなっていました。それに喜んだみよは、満面の笑顔を見せてくれました。
それからは、白鬼は村の為に頑張りました。
春になると、畑仕事を積極的に手伝い、夏になると、子供達を川に連れて行き、子供達に危険がないように見守り、秋になると収穫を手伝い、冬支度を手伝う。そんな年がずっと続くと誰もが思っていました。
それは、白鬼が村にやってきた2年後の冬。外はたくさんの雪が降っておりました。
「ハクさん、大丈夫?」
「ああ…」
白鬼は、病にわずらってしまったのです。
元々白かった肌には赤みが差し、とても苦しそうです。ですが、医者の居ない村ではどうする事もできません。ましてや白鬼は、人ではないのです。
それに、病のせいか弱った白鬼の髪は元の白い髪に戻り、角も出てきているのです。とてもではありませんが、村の人達には見せられません。
みよは白鬼が人でない事を村人達に教えてはならない事をなんとなくわかっていました。教えてしまえば、きっと白鬼はみよから離れていくという事を、頭のどこかで理解していたのです。
「…みよ、すまない」
ですが、白鬼はもうわかっていました。この村に居られない事を。誰かが噂していたのを白鬼は聞いていました。村の者ではない心無い人間に「あれは人ではない。鬼なのだ」と。
そして、起こってしまったのです。二人が離れ離れにならなければならない時がやってきてしまったのです。
夜が明け、朝日が昇る頃、村人の一人がみよのお家を尋ねました。
「おはよう。昨日の夜も凄い雪だったね。……っ」
戸を引き、入ってきた村人が見たそこには、布団の上に横たわる白髪で角の生えた白鬼と、白鬼の傍で布団を被っているみよでした。白鬼の存在に驚いた村人は叫び声をあげました。それを聞いて駆け付けた村人達はみよのお家の前に集まってきます。
叫び声によって、起きた白鬼とみよは外に座り込んでいる村人に驚きました。そして、白鬼は「今日が最後だったか」と内心諦めていました。
それから二人は外に出ると、改めて村の人達の反応を見た。だいたいの者が驚き、そして、白鬼に恐ろしいという目を向けていたのです。
「あの噂は本当だったのか!」
「ハクさんは、私達を騙していたのね!?」
「みよを助けたのも俺達のふところに入る為か!」
「ち、違うの!皆聞いて!!」
「みよは危ないから下がっていなさい」
村人達の絶望と悲しみに満ちた目に、責められた白鬼は、ただただ彼等の言葉を聞いてるしかありませんでした。
「出ていけ!」
「この村から出ていけ!!」
雪を固めて、村人達は白鬼に向けて投げました。素手で丸められた雪は、少し解けて更に固くなり、白鬼に容赦なく当たります。一つの雪玉が白鬼の額に当たり、額から赤い血が流れました。
「ハクさんっ!!やめて!!皆やめて!!ハクは悪くないの!ハクは、ただ寂しかっただけよ!」
村の人の手を振りほどいたみよは白鬼の前に出ると、石を入れて固められた雪玉が偶然にもみよの頭に当たってしまったのです。
「みよ!」
「みよ、何をやっているんだ!!」
みよが、白鬼の前で倒れた事により、村人達が白鬼への攻撃は止まりましたが、みよから流れ出る赤い血は止まりません。どんどん冷たくなるみよを、白鬼が抱っこしました。まるで自分の体温をあげるようにギュウッと抱きしめて、みよを温めるために背中を撫でました。みよは、白鬼にこうしてもらえるのが大好きでした。
ですが、みよはぐったりしたまま動いてくれません。
「みよ!みよ!!」
「みよちゃん!みよちゃん!しっかりして!」
「みよ!!しっかりするんだ!すぐに手当をするから!」
「みよっ!!!」
その時、白鬼に応えるように森に強い風が通り過ぎました。そして、白い花びらが舞ったのです。
最初、雪かと思った村人達は上を見上げて、驚きました。白鬼の背には、満開の真っ白な桜が咲いていたのですから。美しく舞う花びらは、みよの体に吸い込まれるように、みよに集まってきました。
「ほおおっ…!」
「わぁ!」
「桜だ!桜だ!!おばあちゃん、桜だよ!」
「ええ。ええ。わかっているよ。ああ、これはおばあちゃんが小さい頃に見た桜だよ」
手を差し出せば、桜の花びらは雪と一緒になって落ちてきました。全ての人を魅了させるような綺麗な、綺麗な桜の下で白鬼はただただ、桜をみあげておりました。
「なんで…」
「………ハク、さん…?」
「…みよ。みよ、見てみろ。桜だ。お前が2年前から見たがっていた桜だ」
重い瞼を開けた先に見えた物は、みよがずっと夢見ていた真っ白な桜でした。
「…きれい……。夢を見てるみたい…」
「夢じゃない。俺も初めて見た」
ゆっくりとみよを降ろした白鬼は、雪と一緒に舞う桜に見とれておりました。
人々は、桜の花びらが全て落ちるまで、毎日森に来ては、ただただ見とれていました。美しいその桜を目に焼き付けるかのように、毎日毎日来ておりました。
そして、いつの間にかその中には白鬼が居て、その頃から白鬼は本来の姿で村人達とまた仲良くなれたのでした。
昔々、おじいさんを亡くした幼い女の子がおりました。女の子は悲しみと寂しさに堪えられなくて、毎日毎日泣いておりました。ですが、ある日隣のお家に住むおばあさんが、女の子に冬に咲く桜の話をしてくれたのです。女の子は、その話に惹かれて、たくさん雪が降っている日に森に行ったのです。森に行った女の子は、冬に咲く桜が一目見たくて歩きました。歩いて歩いて、そして、森に迷ってしまった女の子はとうとう倒れてしまったのです。ですが、倒れてしまった女の子を救ってくれたのは、白鬼でした。白鬼は、雪がたくさん降る日にやってきます。ですから、家から出てはいけないと周りの大人達に言われます。そんな話の白鬼を女の子は最初、驚き、怖がりましたがすぐに白鬼が心優しい鬼である事がわかった女の子は色んな話をしました。話をしていて、白鬼は女の子と同じ一人だったのです。雪が止んだ頃に白鬼は人間の姿になって女の子を村に帰してあげました。すると、村人の一人が女の子は一人だから、と白鬼に村に住むようにお願いしました。白鬼は断りきる事が出来なくて、村に住む事にしました。それから、白鬼は幸せな毎日を送りました。平凡で、穏やかで、いつまでも続くのではないかと思われた、ある日の事でした。雪がたくさん降った夜に、白鬼は病で寝ておりました。一緒に住んでいる女の子は、白鬼が早く元気になるようにと、一生懸命看病しました。翌日には、その看病の成果もあって、白鬼は元気になったのですが、たまたま女の子のお家を尋ねた村人の一人は、驚きのあまり悲鳴をあげてしまいました。その村人が見た物は、女の子の家の布団で寝ていた白鬼でした。それを知った村人達は凄く怒りました。村人達は白鬼を信じていたのです。ですから裏切られたと思って、白鬼を皆で怒って雪玉を投げて怪我をさせたのです。ですが、攻撃は止む事はなく、皆を止める為に女の子が白鬼の前に出ると、石の入った雪玉が女の子の頭に辺り、大怪我させてしまったのです。そうしてようやく村人達の攻撃が止み、村人達と白鬼が女の子の名前を、たくさんたくさん呼びました。でも、女の子は目を覚ましてくれません。その時、森にたくさんの美しい真っ白い桜が咲いたのです。まるで女の子を励ますかのように。そして、その励ましに答えるように、女の子は目を覚ましたのです。美しい桜に村人達は喜びました。村に笑顔が溢れ、そして気付けばそこには白鬼の笑顔もありました。美しい真っ白な桜は、白鬼にたくさんの仲間を作ってくれたのです。白鬼は、いつまでもいつまでも、女の子と白鬼を受け入れてくれた村人達と幸せに暮らしました。
そして、この話は伝説として、今の世に伝えられる。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また、この作品はフィクションです。




