狼より強い熊に効くんだから狼なんてイチコロっしょ (桜の下半身がヤバいショットのおまけ付き)
謎の村にやって来たJKトリオ。まず言語がカオスです。
青水「女神よ、ここはどこだ?ドイツだかフランスだか本当にわからんぞ。」
女神「メルヘンにありがちな汎用ヨーロッパだよ。」
翡翠「EUで統合しようとしてるんだから良いんじゃないですか、汎用ヨーロッパ。」
青水「身も蓋もないな。」
青水「あ、ソフトクリーム風のアイスを舐めてる紬が町の人の注目を集めたぞ。」
翡翠「言語は何なんです?」
女神「さあな。とりあえずやつらの反応を見よう。楽しいぞ。」
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桜「ここはどこなんでしょうね?村のサイズがとても小さい。」
翼「RPGの村みたいに、ちょっと歩くともう街の外になっちゃう。」
紬「言葉がわからない。」
桜「英語ではないな。」
翼「けっこうカオスだよ。聴いた感じだとドイツ語とフランス語。」
桜「チャンポンかいな?」
翼「ほら、あそこのふたり、一方はドイツ語を話して他方はフランス語で返してる。」
紬「たぶん複数の物語をごっちゃにした世界なんだと思う。」
桜「うわ、めんどくせえ。あの女神、何してくれますのん!」
紬「アイスも食べ終わったし、何かイベントが発生しないか見て回ろう。」
桜「あ、あの家から目立つレッドカラーの女の子が出てきた。」
翼「あれは赤ずきんだね。ウィキペディアで詳細をチェック。」
紬「お婆さんの家に行くのかな。バスケット持ってるし。」
翼「森で狼に遭遇する。」
桜「そこで食べられちゃうの?」
翼「いや、花畑に行って花を摘むように誘導される。」
桜「狼の言うことを聞くのか?」
翼「うん。花を摘んでいる間に狼は先回りしてお婆さんを食べる。」
桜「ともかく面倒なことになる前に追いかけよう。」
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女神「ふっふっふ、始まったぞ。さあ、どうなるかな?」
翡翠「わくわくしないでください。それに、なぜ複数の物語をごっちゃにしたのですか?」
女神「ん?コラボだよ、流行ってるだろ。」
青水「村と森だけで3~4本いけるな。」
翡翠「雑にするのを時短だと勘違いしてませんか?」
青水「翡翠、おまえも赤ずきんを救ったよな?」
翡翠「えーと、覚えていません。たぶん私なら、人語を話す狼をウェアウルフと判定して即座に討伐したでしょう。」
女神「おまえ、魔物には容赦ないな。」
翡翠「代々、魔を祓う家系ですので。」
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桜「あ、いたよ、あそこ。まだ狼と出会っていない。」
翼「狼と会う前に速攻でお婆さんの家まで連れて行こう。この物語の教訓は、寄り道をしてはいけません、だよ。あと、知らない人に付いていってはいけません、もかな。」
紬「ねえ、赤ずきんちゃん!」
赤ずきんは突然現れた変な服装の人間に聞いたことがない言葉で声をかけられて固まった。
翼「日本語じゃだめだよ。とはいっても、シャルル・ペロー版とグリム版、ふたつあるからフランス語かドイツ語、どっちなんだろう?」
桜「ああ、あのクソ女神、面倒くさい設定にしやがって。もういい。強引に連れ去る。」
翼「そんなあ...でもグズグズしてると狼が来ちゃうし、仕方がないか。」
3人は赤ずきんを拉致して森の奥のお婆さんの家に向かった。赤ずきんは,知らない異国の女たちが目的地まで俊足で送り届けたのだと知って少し安心した。そしてお婆さんに、持ってきたお土産を渡して言葉を交わした。
翼「はい、グリム版で確定!ドイツ語だった。」
紬「このあと狼が来ちゃうんじゃない?」
翼「狼はお婆さんと赤ずきんを食べた後、漁師に撃たれて死亡。そして猟師が狼の腹を切り裂いてふたりを救出。」
桜「うわ、グロじゃないか。そんな話を幼児に聞かせたらトラウマになるわ。」
紬「そもそも咀嚼で肉と骨は砕け、胃液で組織は溶けている。助け出せるはずがない。」
翼「猟師が来る前に狼が来たらどうしよう?」
桜「ふっふっふ、こんなこともあろうかと、じゃーん、熊スプレー!」
翼「ドラえもんの道具みたいに取り出さないでよ。それで勝てるの?」
桜「わかんないけど、熊 vs. 狼なら熊の勝ちだから、大丈夫なんじゃない?」
と言ってるうちに狼がやって来た。声色を使って赤ずきんの声を偽装してる。
狼「Oma, Ich bin’s. Rotkäpchen ist da.」
翼がドアを開けると同時に桜が熊スプレーを噴射。狼はその場に倒れてしばしもがき、やがて悶絶した。
桜「見たか、科学の、そしてカネの力!これ1本で10000円もしたんだからね。」
翼「おお、さすが桜、うちらの財源。」
桜「無限じゃないからね、財力。」
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女神「やりおったな、広尾の富裕令嬢!」
青水「事前買物で即決即断で恵比寿のモンペルに行ったのはさすがだ。」
翡翠「子どものころから資本力の使い方を身に付けてきたんですね。」
女神「だが、これで終わりではないぞ。試練はまだまだ続く。」
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森の向こうから猟師がふたり歩いてくるのが見えたので、3人は“バイバイキーン”という謎の言葉を残して村へ戻った。
桜「さて、まだ村でイベント起こるかな?」
翼「まだまだイベントだらけだと思うよ、この雑な設定の村では。」
桜「熊スプレーはあと1回分しか残っていない。荒事はあれでお終いになってくれ。」
紬「次にシャワーと着替えの許可が出たら武器を持ち込みたいけど...日本じゃ無理だね。」
翼「女神がアメリカでこれやったら、物語の世界は硝煙と銃弾でデストピアだ。」
桜「タクティカルライトをふたりの分も買ってきたので渡しておくよ。このライトを浴びたらたいていの的はひるむので,その隙に逃げられる。」
翼「ダンケ、桜。」
紬「ねえ、あれ見て!村はずれのボロい家から子どもがふたり出てきたよ。」
桜「ああ、あれはヘンゼルとグレーテルに間違いない。食い扶持減らしのため家から追い出されたかわいそうな子ども。」
翼「魔女に捕まるよ。助けよう。」
紬「えーと、魔女、魔女、魔女はドイツ語でヘクセ。」
桜「指差してヘクセを連呼すれば何とかなりそうね。」
翼「行こう!」
やりましたね。科学とカネの力。広尾の令嬢を舐めてはいけません。ところで、作中の挿絵は、どういうポリシーかわからないけど、Soraは生成を拒否したので、Stabel Diffusion を使いました。すると、2枚生成されるのですが、どういう誤解が生じたのかわからないけど、裸の桜が出てきちゃいました。もったいないので最後に貼っておきます。ご笑納ください。下半身がヤバいです。




