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⑸『視力減退に関する自発的考察』
⑸『視力減退に関する自発的考察』
㈠
述べている視力減退だが、遠くのものも、また、近すぎるものも、刻銘には見えない。辛いところだ。しかし、医者に行く金もなければ、俺はどうすれば良いだろうか。治るのを待つ、何てことで治る問題じゃないし。
㈡
コンタクトというものが、高すぎるのも、一つの面倒な要因だろう。コンタクトを毎日使えば、それはもう、自己破産が待っているだろうから。とはいえ、自己はそんなに、死に近づくほどの問題だとも捉えてはいないのだ。
㈢
であるからして、のん気な俺は、眼鏡が見えにくくとも、そのレンズを変えることなく、半ば、見えない世界を楽しむと言った、意味不明の行動にでる。金くらいは、貯金沢山しとけよ、と皆に言いたいのである。