命の味
花の蜜 あつめた君の 一生ぶん
ひとさじのなか こめらる命
解説
先程投稿した短歌と同じくハチミツを食べているときに思いついた詩です。花の蜜をせっせとあつめるミツバチが一生のあいだに作ることができるハチミツの量がたったのスプーンひとすくい分だと聞いたことがあります。僕たちからしてみればたったのなんグラムかでパンなんかに塗ってしまえば瞬く間になくなってしまうような量ですがその数グラムにはミツバチの一生がつまっているのです。
普段何気なくミツバチの命が詰まったものを食べていましたがこうやって短歌にしてみるとそのすごさに気づくことができました。