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カラスの生き様

作者: みももも

 カラスがゴミ袋をつついて破って人間の食べ残しを漁っている様子をみてふと思ったことがある。


 一般的にカラスは賢い動物に例えられることが多い。

 だけど実は、彼らは頭が良いのではなく、むしろ頭が悪いのではなかろうか。

 頭が悪いからこそ、試行錯誤という行動を繰り返しているだけなのではないだろうか。


 彼らに、論理的思考から何かを導き出しているようなそぶりはあまり見られない。

 うまくいくまで手当たり次第に試してみるようにしか、思えない。

 そうでなければ、明らかに自然物ではないゴミ袋の中に、食べられる物があるなんて思うだろうか……


 その様子はまさに「愚直」という言葉がよく似合う。

 つまりカラスは馬鹿なのだ。馬鹿だからこそ、何事にも挑戦できるのだ。


 一般的な賢しいイメージのカラスは好きになれないし、

 ゴミを漁って散らかすカラスは迷惑だとも思うけど。

 そんなカラスの愚かさだけは見習いたい。


 カラスのように、私は生きたい。

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