第61話 ナイスタックル
やっばいやってしまった……この遅さは本当にマズい。
更新を楽しみにして下さってた方々、遅れてすみません。
デッサン会の話が全然浮かばなくてめっちゃ悩んでました。
結局悩んだ結果一番ダメな先延ばしにしてしまった……
いつも読んでくださってる方々すみません……
冬火視点
「夏日ーマンガ貸し……ほほう」
マンガを借りようと夏日の部屋のドアを開けると、机の上に置いた鏡に向かって様々な表情を作る夏日がいた。可愛い。ゆっくりとギリギリまでドアを閉めて空いた隙間から部屋を覗いた。
「確かに可愛いとは思うが……わざわざ絵に描くほどか?」
どうやら明日呼ばれた理由に理解出来てないみたい。夏日が一番の適任だし、夏日にしか出来ないと思うな。
「そもそもデッサン会ってなんだよ……何も考えずにOKしちまったけど」
やっぱり何も考えてなかったんだ。夏日人の頼みに弱いからなぁー
「あれ? 姉ちゃんなにし──むぐ」
「シッ。ほら、春木もこっち来て」
「可愛い……兄ちゃん何してるの?」
「まあ、いろいろあってね」
「いろいろ?」
「後で話すよ」
そう言えば春木には明日のことを話してなかった。私は廊下に座って、春木は私の後ろで立ってドアの隙間から部屋の中を夏日にバレないように覗きながらこそこそと話す私たち。
「はぁ。気が重い」
椅子の背もたれに深くもたれて天井を見つつボヤく夏日。体を仰け反った影響でおっぱいがめっちゃ強調されてて、何というか凄い。夏日のおっぱいでそれは反則。あ、春木の視線が。
「こらっ、春木」
「あれは不可抗力。どうしようもない」
「女子はそういう視線に敏感なんだから気をつけなよ」
「うっ。気をつけます……しっかし、デッカいなぁ」
「春木ぃー? 私の前でそれを言うかー?」
聞こえるか聞こえないかぐらいの小さい声だったけど、聞こえてるよ春木。言い方と大きさからして心の声が出たんだろうけど、聞き捨てならないなぁ。
「いっ、いや別に姉ちゃんが小さいって言ってるわけじゃないくて、違うんだってちょっ、殺気が」
「っ!? 急に寒気が」
おっと、抑えないと。
「ふぅ。助かった……」
「ん?」
「何でもないです」
「じゃあ、夏日を眺めるのを続けるとしますか」
「はーい」
「トイレ行こ」
「えっ、ちょっ──あいたぁ!?」
「あっ、え? ──ぐはっ」
急に立ち上がった夏日に焦った私は覗いてるのがバレないためにさっと後ろを向いて逃げようとした。
後ろに春木がいるのを忘れて。屈んだ状態から走りだそうとした私は、そのまま春木のお腹に激突した。後ろに倒れる春木にその上に倒れる私。直後に夏日の部屋のドアが開き夏日が出てきた。こっちを見て驚いた様子の夏日。
「えっと……2人は何してんだ?」
「いや、ちょっとね」
「ぐぉぉぉ腹がぁぁぁ」
「何してるかは知らんが、ほどほどにな」
「うん……」
「うぉぉぉいってぇぇぇ」
「春木ごめん」
「姉ちゃん、ナイスタックル……」
そう一言を残した後、春木は動かなくなった。
1話から60話まで添削しました。
日本語がおかしい所や無駄な文が無くなって多少読みやすくなったかなと思います。




