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第49話 帰宅

 冬火視点



「たっだいまー」

「おじゃましまーす」

「おかえりー歩兄ちゃんも。あれ、兄ちゃん寝てるの?」

「疲れたみたいでね。ぐっすり」

「夏日ソファーに寝かしとくか?」

「そうだね」


 明里お姉ちゃんに送ってもらって家に帰ってきた。家に着いても夏日は寝てる。相当疲れてたみたい。

 さて、歩に夏日を任せて早速準備するかー


「ん、姉ちゃんが晩御飯作るの?」

「夏日寝てるしね。春木にも手伝ってもらおうかな」

「了解!」


 夏日のエプロンを借りて料理を始めた。


 ☆★☆★☆★☆★☆★


「ん、んー……ふぁぁぁ」

「おはよ夏日」

「ん、おはよ。……あれ、何で家に」


 眠たそうに目をこすりながら起きた夏日。眠たそうな顔可愛い。


「起きる気配が無かったから俺が運んだ」

「バス降りる時言ってくれたらよかったのに」

「可愛い寝顔だったから寝させてあげようって」

「ふぅん……まあいいや。歩運んでくれてありがと」

「おう。夏日軽いから楽だったぞ」

「歩にお姫様だっこされて気持ちよさそうに寝てた夏日可愛いかったよー」

「そう……お姫様だっこ?」


 おっと、口が滑った。


「いや、何でもない」

「おい待て。歩どういう事だ」

「さぁ」

「は? おい春木何か知ってるだろ」

「俺は何も知らないかなー」

「まあまあ夏日。気にしない」

「出来るか。寝てる間にお姫様だっこされてるかも知れないんだぞ」


 お姫様だっこだけじゃなくて、寝顔の写真も出回ってるけどね。ここは黙っておいてあげよう。


「なんだそのアルカイックスマイル。バカにしてるだろ」

「バカになんかしてないよー」

「俺の寝てる間に何があったんだ……」

「なんだろーねー」


 この後、不機嫌な夏日含めたみんなで私の作った晩御飯をたべた。

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