第24話 身体計測
あーイケメガネ会長キャラブレるブレる。
「やぁ!!今日も美しい……心の穢れた僕にはまぶしくて直視出来ない……」
眠気と戦いながら(歩にもたれて寝てたが)登校したら、校門にイケメンメガネ会長がいた。なんでいるんだ。生徒会の仕事か? でも、他の人はいない。しっかし、朝から元気だなぁ。よっぽど会長の方がまぶしいけどな。挨拶はしとくか。
「おはようございますー」
「!? ま、まさか僕に挨拶してくれたのかい!? こんな僕に!? あぁ。君に挨拶してもらっただけで
今日朝五時から学校に来て生徒会の仕事を終わらせて君を校門で待ってた甲斐があるってものだよ!」
何やってんだよ。五時にくるなら俺を待つ前にもっと他にする事あるでしょ。
「じゃあ俺は行きますね。妹と友達が待ってるので」
あいつら俺が絡まれたと見たらさっさと行きやがった。許すまじ。
「あぁ、別れは悲しいが、待ってる人がいるなら仕方ない、また会おう!」
「さようなら」
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「今日は朝ご飯抜いてきたよー」
「やっぱり?私もー」
「だよねー」
何の話? というか、なぜ俺の席に集まるんだ。別の所でやれよ。俺は本を読むから集中させてくれ。
「冬火ちゃんは?」
「え、私? 私はねーちゃんと朝ご飯食べないと夏日に心配されるから気持ち少なめにしたねー」
「そっかぁ。夏日ちゃんが料理作ってるもんねー」
「夏日ちゃん凄いねー」
「うんうん。夏日は家事の腕は凄い。性格はあれだけど」
おい。誰が性格が悪いだって? それにしても、お前ら仲良くなるのはえーな。
「夏日ちゃんは……そんなの気にしないか」
「夏日ちゃんはそのスタイルがあるからね」
「ねー」
「どうして双子でこんなに差が出るんだろう」
知らんわ。というか、さっきから何の話?
「あれ? もしかして夏日ちゃん今日の予定知らない?」
「そっかーでも夏日ちゃんなら気にしないよね」
「本物は違うぜ……」
「夏日、今日は身体測定だよ」
なるほど身体測定か。それで? なんで飯抜くんだ?
「あ、これ分かってない顔だ」
「このやろう……!」
「こんなに大きいの持ってるのに!」
「あー夏日が地雷踏んだ」
まて、胸は関係ないだろ。って痛い痛い。握る力が強いって。そして揉むな。やめろ。
「夏日ちゃんめっちゃ大きいよねー」
「嫉妬するなぁー疲れそうだけど」
「夏日ちゃんの三分の一でも私なあったらなぁ」
「はぁぁぁ。どうしてここまで差が出るのか」
「というか、身体計測の日の朝飯抜くぐらいじゃ体重変わらないんじゃないのか?」
『少しでも減らしたいの!』
はいはい。そうですか。
結局、身体計測後の女子のほとんどはうなだれてた。そこまで気にすることか? 俺の体重を見て、「この世の全てを呪ってやる」って言っきたやつもいた。
怖いんだよ。俺の唯一の懸念だった身長は、減っていなくて安心した。




