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抜き打ちテストー!

楽しいテストの時間だというのに俺の生徒達は絶望した顔をしていた。


何故だろう?


テストなんて一番楽じゃないか。


知識があれば大抵のことは出来る。

あと、自慢できる。

故にテストは楽しいと俺は断言する!


……所で、ずっと喋っている鎧バカはどうしよう。

このままでは授業妨害だ。

うるさい。


「うるさいぞ。このままだとお前は0点だぞ」

「……。すみません」


一瞬絶望した顔をした後、謝った。

凄い変わり身の速さだな、こいつ。

ある意味逸材かもしれないな。


「じゃあ、始めるぞー」


そう言うと、生徒たちは自分の席につく。


……一人だけ最初から座っているやつがいた。

最初に自己紹介したやつだ。

真面目なやつだなー、と思った。


そんなことを考えていると、全員が着席した。


「カンニングは許さん。物の貸し借りも許可しない。全員真剣に取り組むこと」


このテスト幼年学校で習うものだし。

まあ、この学校に入れた奴らなら楽勝だろう。


「では、はじめ!」


生徒にとっては地獄の、教師にとっては退屈なテストが始まった。



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