表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

第五話 妹が怖いんだが

「それでこういう状況なんですね、兄さん」


「はい・・・」

俺は今ここで全て説明した。

いや、説明しないと兄として終わる。


「それで花さんは兄さんが男だと勘違いしていたからこういう行為に至った、でよろしいですか?」


「そう、だから僕じゃなくて先輩が悪いんだよ!」


「らしいですよ、兄さん」


「いや、まぁ、はいそうです・・・」

何か言おうとしたが、花がいる後ろから殺気がすごく感じられる。

絶対に言うなっていうことだな・・・


「まあ大体事情は察しました」


「お、本当か!ありがとな、我が妹よ!」


「誰が許すって言いましたか?兄さん」


「え?」


「確かに花さんは女性だと認識してほしかったけどやりすぎです。それじゃあ痴女と変わりませんよ、それに兄さんは変態さんです。」


「いや確かにそうだけどそうじゃないんだよ!なあ花!!」


ってなんでこいつ無言で顔真っ赤なんだよ!俺完全に犯罪者じゃねえか!


「まあいいです。とりあえず花さん、兄さんと少しお話がしたいのでちょっと席を外してもらっていいですか?」


そういうと花は恥ずかしそうに部屋から出ていった。


「それで兄さん」


「は、はい!」


「正座してください」


「え?せ・・・正座?」


「早くしてください」


「は、はい!」


「覚悟してくださいね?私今怒ってますから」


「た、たすけてくれえええええええええええ! 」

こうして俺は妹にがっつり説教されたのであった



一方その頃教室の翔太はパンに水分を奪われてシワシワになっていたのであった。

「す、、、水分を、、、くれぇ・・・」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ