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第一話 これってエロゲーか?

鳥のさえずりが聞こえる。

チュンチュン、チュンチュンと俺を起こすように鳴いている。

こころなしかベットから温もりと優しい匂いがする。

多分日光だろうか。


「んー!そろそろ起きるかぁ」

掛け布団を剥がそうとした瞬間


モニュ


・・・


なんだか手の感触からこぶりで柔らかく尚且つ何か突起がある。

それに加えて隣から何か聞こえる・・・


もうちょっと確かめてみるか?


モニュモニュ


・・・


「んっ・・・兄さん・・・朝から激しいですよぉ・・・」


「うぇぇええええええええ?!」

鳴いていた鳥たちは大きく羽ばたき、朝の静寂さ俺の大声で消えてった・・・


――

――――

――――――


「それで・・・なぜ俺のベットで寝てたんだ?雫」


「だって兄さんの温もりを感じながら寝たかったですもん」

「それに兄さん///朝から激しかったですよ///」


「顔を赤らめるなああああ!」

こいつは俺の妹、狐崎きつねざき しずく

俺と同じ高校に通っていて、高校一年生だ。

「赤らめるなって無理がありますよ兄さん」

「ノーブラでしかもその・・・先端もくりくりしてましたし・・・」


「ノ・・・ノーブラ?!」

「はい、私寝るときはノーブラ派です」


「それは聞いてない!俺のベットでもう寝るなって言ってるだろ!」

そう、雫はいつも俺のベットで寝ている。

俺が寝た後にこっそり部屋に入ってベットに忍び込んでいるんだろう。

「ごめんなさい兄さん。」

「でも人の温もりを感じたくて、それに一人は怖いんです」

「私だって兄離れしなきゃいけないって思ってるんです、でも・・・」

ああ、そうだ。こいつは昔孤児だった。

これは親から聞いた話だが、仕事の関係で孤児院に行った際に雫は誰とも馴染めずに一人ぼっちだった。

それに髪の色が白髪だから周りから少し浮いていてイジメもあったという。

それを見た親は自分たちが救わねばと思い引き取ったという。


「ごめんな。俺も少し言い過ぎた」

「いいんですよ、兄さん。私が悪いんですから」

「そんな事はない!寂しかったんだよな、だからこれからも一緒に寝よう!」

そう言うと雫はパッと笑顔になり

「ありがとうございます!兄さん!」

と俺を抱きしめた。


あぁ、こぶりなぱいぱいがあたってる。

そのせいで俺の息子が起き上がりそうだ。


じゃない!早く引き剥がさないと!

「ま、まあ今日は学校だから朝飯食べて早く行こうぜ」


「はい!もう出来てるので持ってきますね!」

「今日の朝ご飯は兄さんの好きなソーセージと目玉焼きです!」


「お、これは楽しみだ」


こうして俺の一日は始まったのだ。





あ、学校行く前にちょっとトイレいこ。

他意はないからな!!!!

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