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思わぬ出会い

遅くなりましたが、再開しました!

よろしくお願いします。

 旅も中盤疲れも溜まってきていた。少し情報を整理したいので、落ち着いたカフェを探していた。

誘われるように路地に入って行くと、奥の方に小さなカフェがあった。

何処か懐かしい佇まいに自然とドアを開けていた。

「いらっしゃいませ。お一人様ですか?お好きな席にどうぞ。」

「えっ?!日本語!」凄く流暢な日本語に驚いた。

カウンターにいるマスターらしき人の顔を見て心がざわついた。何故か見覚えがあったのだ。


 私は店内を見まわした。中庭があったので、中庭に面した席に座った。


「お決まりですか?」注文を聞きにきた女性も流暢な日本語で驚いた。

「ホット珈琲をお願いします。」


 待っている間、店内を見まわし、少し歩いてみると何処か懐かしい店内、何故だろう?

ふと置いてある写真集に目が行った。

『甘雨』でよく見ていたガウディの写真集だった。

この写真集は特に大好だった。

写真家の視点が自分の好みが似ているのか、私が視たい、感じたいと思う写真が撮られており、時間を忘れて見ていた。思わず手に取っていた。


「お待たせしました。」

「あれ、その写真集お気に召されましたか?」

「ええ、以前から良く見ていたのですが、とても大好きな写真集です。」

「それは、嬉しいなぁ。実はそれ僕が撮った写真集ですよ。」

「ええ!!」

わたしが驚いてアワアワしていると、

「日本人の方ですよね。これどうぞ。」

マスターがそう言って出してくれたのは和紙に包まれた干菓子。

口に入れるとほろほろと溶け、優しい甘さが広がる。

肩の力が抜けるように疲れが吹き飛ぶ、初めて自分が緊張していたことに気が付いた。


 そして珈琲の香りをかいで一口飲むと驚いた、懐かし『甘雨』の珈琲と同じ味だった。

「不躾ですが、ここにとても雰囲気の似たお店が日本にあるんです。」自然と発していた。

「もしかして、『甘雨』ですか?」

「そうです。」やはり。


「そうだ!少し待ってもらえますか?もうすぐ閉店なので、店を閉めたら少しお話しませんか?」

「ええ。」

最後までお付き合いありがとうございます。

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