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サイドK No.3

3日ほど更新お休みします。

充電してきます!!

 卯月さんがバツイチだと分かって正直安堵した。

しかも、今の彼女には特定の異性の存在も感じない。

俺の物でなくて良い、誰かの物であって欲しくなかった。

独占欲と言うには稚拙で、自分でも何がしたいのか分からない。

どちらかというと不変を求めているのかもしれない。

誰の物でもない彼女がここに通い、俺とたわいのない会話を楽しむ、それだけで良いのだ。

今の俺にはそれが丁度良い。



 俺は他人から散々逃げてきた、他人に興味を持たれることも興味を持つことも面倒で。

伊達メガネを掛けることで他者からの視線をかわし、偽り、拒んだ。

おかげで研究に没頭でき論文は認められ、現在の俺がいる。

この先もこれで良いと思っていた。

だからこそ彼女に対するこの感情は、邪魔だ。邪魔なはずだった。


 買い出しから戻ると卯月さんがカウンターで爺さんと話していた。

彼女を見ると嬉しさや切なさ様々な感情がぐちゃぐちゃになって、俺が俺でなくなりそうで怖いんだ。

今も二人を見てイラっとする俺、爺さん相手に嫉妬なんて相当イカレてる。

 

 しかし、そんな感情はおくびにも出さないよう細心の注意をして言葉を発した。

「ただいま帰りました。」笑顔で挨拶をした。




最後までお付き合いありがとうございます。

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