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⑻『イカれた脳髄』

⑻『イカれた脳髄』



どうにもこうにも、イカれた脳髄という言葉に捉われて、自分は、回転速度が速くなって、地球外へと放り投げられそうだ。こんなのは、一種の悪夢だと言えるが、実際、其れに酷似した現象が、例えば飛び降り自殺などが上げられよう。



しかし、言って置くが、飛び降りない方が、天国に行ける。辛くとも、自死しなければ、多分、天国に行けると思う。イカれた脳髄が言うんだから、間違いない、と思って貰いたい。であるからして、俺は死まで、闇の中で、細々と暮らすのである。



性懲りもなく、芥川や太宰を、追い求めていては駄目なのである。また、西村賢太や藤澤清造を、追い求めてはいけないのである。飽くまでも、それらの研究と継承、を、イカれた脳髄の俺がするんだから、間違いないよ、と言って置きたい訳なのだ。

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