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恋した瞬間、世界が終わる -地上の上から-  作者: hougen
第11部 絶望的で綺麗なもの
89/101

85 メルクリウスの相違と相関関係

2021年 8月27日 投稿開始

      9月 5日 毎日投稿開始

     10月 5日 毎日投稿終了。ほぼ毎月投稿に変更。

2025年 3月22日 次回投稿予定。投稿時間は “午前11時” です ←




 善いがあるには、悪いがなければ成り立たない





ではどちらが先に出たのか


どちらというわけでもない

それは、たまたまの偶然




偶然というものは、恐ろしい

それで持って、決められてしまうほどの力がある




それは、光線が2つに別れたとき


たったそれだけ

それだけで2つの面が出来てしまう




そして、憧れ


憧れを持つことはもっと、怖い

それも別な面への憧れ持つとき




手を取り合う相手を間違えていた


人類は、人類同士で手を取り合うべきだった





『メルクリウス』


「メルクリウスは(錬金術でいうところの、すなわち、無意識の)作業オプスの始めに位置し、終りに位置する。メルクリウスは原初の両性具有存在ヘルマプロディートスであり、一旦は二つに分れて古典的な兄-妹の対の形を取るが、最後に「結合」において再び一つに結びつき、「新しい光」、すなわち、「賢者の石」という形態をとって光り輝く。メルクリウスは金属であるが同時に液体でもあり(「メルクリウス=水星」を象徴する金属は水銀)、物質でもあるが同時に霊でもあり、冷たいが同時に火と燃え、毒であるが同時に妙薬でもあり、『諸対立を一つに結びつける対立物の合一の象徴なのである。』」

「メルクリウス」の変容性と多様性は錬金術の根本表象であり、すなわち、「メルクリウス」は我々の無意識、心的世界の一つの表象といえる。

(ウィキペディアより)




こなれたタンゴに見せかけたステップ

かつての原型を留めているだけの

なぞっているだけの


面影を見て聴いている間

かつてのピアソラ を現代的な解釈によって震わせる

そこにはピアソラ の骨格だけが忠実に、親しみをもって、懐かしさを残す



この、現実の生活が変わってしまうのなら、


もう、生きていたくない



好きな店がなくなる

好きな食べ物がなくなる

好きな服がなくなる

好きなメーカーがなくなる

好きな番組がなくなる

好きな芸能人がなくなる

好きな息抜きがなくなる

好きな居場所がなくなる


好きな人がいなくなる



面影がなくなる




この、心の作用を止めてしまえるのなら


人が心の中で苦しむ理由がなくなるのなら


優しさで脈打つこと

苦しさで脈打つこと


これは等しい




だから、もう、安楽死を選ぶ






次回の投稿時間は、


 2025年 3月22日で、【AM11時】の投稿です。


あと、 

村上春樹のノルウェイの森は…あともう少しで上巻を読み終えました。

百年の孤独は序盤です。




いいね・感想・評価・ブックマークなどなどお待ちしております!

たまーに短編として「執筆」「なろう(異世界)系」小説の研究を投稿しています。


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