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第七十二話 閑話休題その4 栗取り爺さんの奇妙な冒険

 栗取り爺さんの奇妙な冒険 (フルバージョン)


 作詞:砂浜太郎


 作曲:砂浜太郎



 昔々のその昔 栗取り爺さんがおったとさ


 ある朝西瓜を食べ過ぎて 身体に臭いが染み付いた


 栗取り 西瓜臭い


 栗取り 西瓜臭い


 クリトリ スイカクサイ!




 西瓜の種を部屋中に 飛ばしてしまったお爺さん


 手が汚れているので仕方なく 素足で種を摘まんだとさ


 栗取り 素足で摘まむ


 栗取り 素足で摘まむ


 クリトリ スアシデツマム!




 その時近所のブス女が 爺さんの家に遊びに来た


「だらしないわね お手々で拾いなさい」


「だが断る」と爺さん スベタを足で突く


 栗取り スベタ 突く


 栗取り スベタ 突く


 クリトリ スベタツク!




 女は爺さんを連れ出して 早朝割引のボウリングに行く


 スピンが得意のお爺さん ボールは見事にストライク


 栗取り スピン ポイント攻める


 栗取り スピン ポイント攻める


 クリトリ スピンポイントセメル!




 運動して疲れたお爺さん タバコが吸いたくなってきた


 あいにく持ってなく売ってもない 禁断症状で指先ふるえだす


 栗取り 吸いたい


 栗取り 吸いたい


 クリトリ スイタイ!(やさしくねー)




 隣りのレーンのお兄さんが 見かねて一本くれました


「すみません すみません」とお爺さん 何分間も言い続けた


 栗取り 「すみません」


 栗取り 「すみません」


 クリトリ スミマセン!(見てみたいー)



 少し落ち着いたお爺さん 今度はお腹がすいてきた


 ブス女と一緒に店探し 中華料理屋で酢豚にしゃぶりつく


 栗取り 酢豚 しゃぶりつく


 栗取り 酢豚 しゃぶりつく


 クリトリ スブタシャブリツク!(オークものっていいよね)




「おや、何だこれ?」とお爺さん 「酢豚に春雨が入っていたぞ」


「よくあることよ」とブス女 爺さんは素うどんみたいに啜ったのさ


 栗取り 素うどんみたいにチュルチュル啜る


 栗取り 素うどんみたいにチュルチュル啜る


 クリトリ スウドンミタイニチュルチュルススル!




 お店を後にして歩くうち 空き地に白いものが生えていた


「あれ、何かしら?」とスベタが聞く


「ススキです」と答えるお爺さん


 栗取り 「ススキです」


 栗取り 「ススキです」


 クリトリ ススキデス!(もちろんねー)



10


 スベタと別れたお爺さん お家に向かって急ぎ足


 ところが信号が赤色だ 律義に止まって青を待つ


 栗取り ストップ 赤色


 栗取り ストップ 赤色


 クリトリ ストップアカイロ!(いじり過ぎねー)



11


 そんなこんなで昼過ぎに ようやく我が家に辿り着く


「やっぱり住み慣れた家が一番じゃ」


 ごろんとくつろぐお爺さん


 栗取り 住み慣れた


 栗取り 住み慣れた


 クリトリ スミナレタ(裏山)

元々は筆者が大学生時にとある歌に感銘を受け、その後に作詞したものが原型ですが、やはり本家(?)には及びませんね。けっこう苦しいの多いし難しい……。

でも下ネタノートから救済措置出来ただけも良かったです。

ところでク・リトリス・リトル神話っていいですよね。では。

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