異世界の携帯電話(小ネタ)
理屈っぽく、くどい話が続いたので、軽いネタで一服です。
転移もので、異世界に携帯電話を持ち込む設定が多いようです。
携帯電話が辞書や図鑑替わりになったり、カメラとしても使えるのですから、当然 重要なアイテムと思います。ここでいう携帯電話は、スマホも含む広い意味で使います。
現実の携帯電話は、電源OFFか「機内モード」にしないと、使わなくてスマホなら一日で電池が無くなります。 その理由は、異世界では通信用の基地局がないので「圏外」状態になり、この状態では携帯電話は送受信モジュールの感度を上げて基地局からの電波を必死に探すから、大変に電力を消費するからです。(圏内待機の3-5倍) つまり、ずっと通話中と同じ状態になるのです。 ですから、異世界について圏外だったら、「機内モードに設定」がお勧めです。 バス、電車、新幹線など、移動しながら携帯電話を使っている場合でも、最寄の基地局から次の基地局へ繋ぎかえるハンドオーバーという作業を、携帯電話が行う必要があり、これも大変電力を消費します。 通話をしていなくても、携帯電話は受信の為に こうした待機作業をしています。 ですから、乗り物に乗っている場合(特に新幹線)では、かなりの電力消費がありますので、機内モードにすれば、待機作業による電力消費を防げます。 (飛行機の中では、規制により携帯電話の電源を切るのは当然ですが、電源が入っていれば電力消費は大)
長時間使わない場合の節電には、電源OFFでも良いのですが、電源ONの時には携帯電話は、SIMカードを確認して、もっている機能全般を確認しますので、かなり電力を消費します。ですから、こまめにON/OFFをするよりは、カメラや音楽機能、ゲームを使うのならば、機内モードでの使用が一番 節電になります。
当然の事ながら、異世界でない時でも、電話の機能を使わない、使えない場所(劇場や地下)では、節電には機内モードがお勧めです。スマホの電池が持たないと嘆く方は、ぜひ使ってみて下さい。
夜中のメール到着音で困った人にも、受信機能を停止するのでお勧めです。機内モードを切れば、受信が再開されます。