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観念でござる!

【風魔光太郎視点】


 マリアンヌから人間の国同士の争いを止める方法は人目のあるところでは話せないと言われ、部屋に招いたのは良いでござるが……何故シーラーにルミス、アシェリーにミニモルまでいるでござるか?

 人目があっては話せないのでは。

 ぐっ、何でござるかこの強烈な匂いは。

 拙者の下半身の疼きが抑えられないでござるよ。


「フフフ。コウタロウ様〜サキュバス特製の媚薬の香りは如何かしら〜もう下半身が疼いて疼いて、女を犯したくて堪らないんじゃなくて〜」


 ぐっ、拙者としたことが油断したでござる。

 マリアンヌは、拙者を人間の国の王たちのように骨抜きにして傀儡にするつもりでござったか。


「う〜ん。勘違いしないで欲しいのだけれど〜。私は身も心もコウタロウ様に心酔してるのよ〜。だからこれはそんな素敵なコウタロウ様の子孫は多い方がいいと思って〜純粋に御礼なのよ〜。だ・か・ら、諦めて私たちの愛を受け入れてく・れ・る・よ・ね」


 身体が金縛りにあったかのように痺れて動けない……ここまで70年とゴブリンになっても守り続けてきた童貞を失うのでござるか。

 他に何か手は……。

 皮の間に指を滑り込ませて、撫で回すのは反則でござる。

 拙者、女ではござらんがそこも敏感なのでござる。

 そんな汚い穴に舌を突っ込まれると益々下半身の滾りが……本当にまずいでござるよ。

 獲物を見据える10の眼が……怪しく光って……ヌワァァァァァァァ。

 拙者が我を取り戻した時、側では満足そうに下半身から白濁液を垂れ流す5人の女子の姿が……拙者も男でござるチョメチョメの責任を取るでござるよ。

 うん、これがダメでござった。

 マリアンヌがよもやあんな計画を企てているとは、拙者この後20人を超える妻を抱えることになってしまったでござる。

 童貞だった男がここ数日のうちにヤリチンでござるよ。

 それも毎度毎度、同じ方法で……待て待ってくれ、決して拙者自ら飛び込んだわけではござらぬ……本気になったマリアンヌの淫魔法は男である以上、抗えないということでござる……ガクッ。


「フフッ。コウタロウ様〜、それで人間の国のことなんですけど〜」


 そ、そうだ本来の目的はそっちでござる。

 ここ数日、意識が飛ぶほど、主に彼女たちの方がでござるが。

 それで、まだ話ができていなかったでござる。


「どうやったら止められるでござるか?」


「その〜怒らないでくださいね〜。なんか〜キングクレスト王国の人たちが〜私のことを絶対許さないマンになっちゃって〜エンパイア帝国とホースメン騎馬国家を巻き込んで、魔の森に攻めてくるらしいです。テヘッ」


 うん。

 コイツ、マジで泣かすことにしようそうしよう。


「あ、あ、あ、あ、そんなテクニシャンな動きしたらダメぇぇぇぇぇ。許してぇぇぇぇ。私もこんなことになるなんて、思わなかったのぉぉぉぉ。無理無理無理、それは絶対に無理ぃぃぃぃ。そんな本気で動かれたら……あぁぁぁぁぁぁ」


 別の意味で鳴かせてしまったでござる。

 反省反省。

 しかし、拙者もここ数日で貞操概念がおかしくなってる気がするでござる。

 女たちと寝れば寝るほど、身体に力が付き、これではエッチな同人誌と変わらんでは無いか!

 それに誘われると拒めなくなってきている。

 まずい、本当にまずい事態でござるよ!


「おっコウタロウじゃん。マリアンヌと終わったんなら次はアタイとだよな。早く、息子にも弟か妹を作ってやりたいからさ」


 また、この匂いだ。

 拙者を狂わせる女の匂い……拙者の女だとフェロモンを出して、アピールしてるとのことでござるが……マリアンヌと関わるまで、アシェリーを拒むことができていた。

 だが、今は。


「ハァ。ハァ。ハァ。ハァ。やっぱりコウタロウは、凄いよ。今日もアタイの完敗だ。これで今度こそ、赤ちゃん出来たかな?」


「満足してもらえたのなら幸いでござる」


 これは絶対にマリアンヌが何かしているでござるよ。

 拙者の理性を狂わせる何かを。


「クシュン」


「マリアンヌお姉ちゃん、風邪引いたのです?」


「これは噂よ。う・わ・さ。さ、今日も張り切ってコウタロウ様ハーレム化計画、進めていきましょうか!」


「はいなのです!」


「はーい、並んで〜コウタロウ様の女になれる薬だよ〜。この匂いをコウタロウ様に嗅がせたらあら不思議。たちまち、貴方の匂いの虜に」


「フン。くだらん、そんな詐欺まがいの言葉に引っかかると思っているのか!」


「う、嘘じゃ無いのです〜。幼児体型で眼中にも無かった私でもコウタロウ様が荒々しく、奥を……これ以上は恥ずかしくて言えないのです〜。女戦士のお姉さんも……た、試してみればわかるのですよ〜」


 そう、裏でこうやってマリアンヌがコウタロウハーレム化計画を着々と進めていたのである。

 サキュバス特製の媚薬と催淫入りの男を完全に堕とすマンな薬を使って。

 これは理性を限りなく落とし、行為のことしか考えられないようにする悪魔のような薬だった。


「これを振りかければ良いのだな?」


「そうなのです」


「今の時間ならアシェリーとの行為を終えて、アシェリーが部屋から出てきたら入れば良いわよん」


「うむ」


 また、1人風魔光太郎が助けし女子が恩を返すべく、部屋へと。


「そうだ。もっと私にぶつけてくれ!コウタロウ様の愛を!」


「ハァ。ハァ。ハァ。この雌豚どもが!次から次へと拙者を惑わせるな!成敗でござる!」


 後日、このことを知ったウンディーネに風魔光太郎は無事に浄化され、しばらく賢者タイムが続いたそうだ。

 勿論、ウンディーネの怒りはこんなものではなく後日マリアンヌに対して、風魔光太郎への接近禁止令が出されるほどに。

 少しでも近付いたらウンディーネから窒息する水の魔法が飛んできて、意識を失わされるのである。

 ウンディーネ曰く『本当は殺したいけどそれはコウタロウちゃんが嫌がるから死ぬ手前程度の窒息で勘弁してあげるわ』とのことである。

 これを恐怖に思ったマリアンヌがウンディーネの前で正座をする光景が魔の森村の名物となりつつあったのは言うまでもない。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 少しでも楽しい・面白い・続きが見たいと思って頂けましたら、下にある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から評価してくださいますと執筆活動の励みとなります。

 第98話は、3月6日の金曜日のお昼の12時を予定しています。

 それでは、次回もお楽しみに〜

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