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今度は私が助ける番

『まぁ、綺麗!』


 いつもならば、思い出したくもない女狐と娘に虐げられる。悪夢のような日々を夢に見るのに。キャロリエンヌが見守っていてくれるからだろうか。

 目の前に広がる光景は、あの女狐と娘に出会う前穏やかで愛おしい。今となっては手を伸ばしても再現などできない光景が、目の前に広がっていた。


『綺麗であろう。カメリアの花だぞ!リアムの花だ!』

『私の花……』


 ノルンは庭師に強請り、中庭の一角にカメリアの花を植えた。私達が婚約し、顔合わせてすぐに植えられた花は、3年も経てば美しく咲き乱れている。


『リアムと二人で見るためにタイミングを窺っていたのだ。こうしてリアムと共にカメリアの花が見れて嬉しいぞ!』

『私も。とても嬉しいわ。ありがとう、ノルン』

『礼には及ばん!我は婚約者として当然のことをしたまでだ。リアムはカメリアの花がよく似合うな』

『いろんな色があるのね。ノルンは、どの色が私に一番似合うと思う?』


 カメリアの花といえば、代表的な色は赤色だ。真っ赤な花は、ぽとりと丸ごと落ちる。その姿を人間の首に見立て、騎士の首が撥ねられ、赤い鮮血を噴出するような姿は縁起が悪いと言い伝えられていた。花言葉自体は、不吉な花の印象とは程遠いものばかりなのだが……。


『うむ、そうだな。我は桃色が似合うと思うぞ!リアムは我の後ろを一歩遅れて着いてくる。控えめで美しく、愛に溢れた少女だからな!』

『……褒め言葉と受け取っても?』

『もちろんだ!我は控えめで美しいリアムが大好きである!』

『……私も。私のことを気にかけてくださるノルン様が大好きです』


 私達は幼いながらに大輪の花を咲かせるカメリアの前で愛を誓いあった。今にして思えば、ままごとのような恋だった。好きだと告げれば、お互い嬉しい。相手を喜ばせたいから愛を囁く。そこに情熱的な愛など存在しなかった。


 きっと今も。ノルンはこの当時に感じたままごとのような愛を胸に抱いたまま、それが真実の愛であると本気で思って生きているのだろう。


 相手を喜ばせたいから好きといっただけなのに。心から人を愛するとはどんなことなのかを知りもせず、偽りの愛を口にする彼をどうして愛せると言うのだろう。私には無理だ。彼を愛することはできそうにない。もしも私が彼を再び愛することができるようになったその時は。きっと心から彼のことを信頼し、受け入れ。5年間彼に助けてもらえなかったあの日感じた恨みを精算できた時だけなのだろう。


 愛はとうに枯れ果てた。

 彼に裏切られたと感じたその日から。

 ノルンに対して、新たな恋が芽生える時は。はたして訪れるのだろうか──


 *


 パチリパチリと瞬きをして目が覚める。私の腰に抱きついていたノルンの手は外れており、彼は静かな吐息を奏でて眠っていた。


 彼の手から逃れるのは、今しかないわ……。


 私はそろりそろりとノルンを起こさないようにゆっくりキングサイズのベッドから抜け出ると、一直線に出入り口のドアを目指す。寝室にノルンを一人残して出ていくのは罪悪感しかないけれど。私はその罪悪感から逃げるように寝室を出て、リビングを経由しノルンの私室から外へ出ようとした時だ。私が一人であることを確認したとある人物が声を掛けてきたのは。


「お嬢様?お手洗いでしたらこちらとなりますが……」

「ランク。貴女の主人は?」

「お嬢様にございます」

「ならば私の従者として着いていらっしゃい」


 ノルンの忠実なる下僕と言うのならば、カメリアムは散策に出かけたと伝えて貰うつもりだったけれど。シンヘズイの屋敷で長年使用人として使えていたランクドム・ゲルナットゥは私を主人と称するのだから仕方ない。私はランクを伴い、王城散策と言う名の第三王子私室発見ツアーへ繰り出すことにした。


 宛など全くない。ただがむしゃらに歩いていれば、不審者として通報されてしまう。私は不安そうに眉を潜めながら辺りを警戒し、着いてくるランクに聞く。


「王城の地理は詳しくて?」

「お嬢様。お一人で出歩くのは大変危険かと……。王城内も安全ではないのですよ」

「一人ではありませんわ。ランクがいるではありませんの」

「私を一人と数えるのはおやめください。私共使用人は主の影ですので……」

「影だろうがなんだろうと、人間であることは変わりありませんわ。私、イエロオークの様子を見に行くつもりで外に出ましたの。イエロオークはどこで暮らしているのかしら。使用人に声を掛けて回った方が、早く居場所がわかるのならば。ランクに聞くのはやめて彼らに聞きますわ」


 この王城では、至る所で使用人達が職務を全うしている。イエロオークは王城内に姿を見せた公爵令息と、その取り巻きに舐められ暴行を受けていた。使用人達からも王子扱いされていない可能性がある。彼の部屋は容易に特定できるだろうと考えての判断だったが……。ランクは浮かない顔で私から目を逸らすと、私の背後に立って囁いた。


「イエロオーク様は、離れの塔に隔離されております。ここからですと、一度外に出て東へ向かう必要があるかと……」

「わかったわ。ありがとう」


 私は迷いのない動作でキャロリエンヌの肖像画が飾られている壁の前を通過し。階段を降りて1階を経由してから外へ出た。

 東へ向かう道中、私が一人で歩いている姿が珍しいからか。使用人達に二度見される。ランクがいるから一人ではないのだけれど。彼は完全に存在を無視されていた。使用人同士にとっても、注視するべきは使用人ではなく権力を持つものと言うことか。


『この先には、魔物が住むとまことしやかに囁かれている東塔の見張り塔しかないもの。リアムが見張り塔に向かう姿を見て、勇気のある令嬢だと内心褒めているのよ。この調子で、リアムの株をどんどん上げていきましょう』


 キャロリエンヌのご機嫌な声を聞きながら、私はランクを伴って東棟の見張り塔までやってきた。今の所ノルンが追いかけてくる様子はない。塔の入り口は固く閉ざされており、本来入り口を守っていなければならない警備隊の姿も見当たらなかった。


「中には……鍵がかかっているようね。入れないわ……」


 イエロオークがこの中にいるかすらも分からない状況で、無理矢理扉を開けていいものかと思案するランクはこのままイエロオークと会うのを諦めてノルンの元へ帰ってほしそうにしているが、ここまで来てイエロオークに会わずにノルンの元へ戻るなどありえない。


「イエロオーク?中にいるなら、扉を開けて。私、あなたへ会いに来ましたの!」


 外出しているから鍵を掛けて外に出てしまったならば、私がこうして見張り塔に叫ぶ意味はなくなってしまうのだけれど。私は内側から鍵が開くことを期待してドアの前に立ち続けた。


 あれから1週間ほど経ってはいるけれど……。私の声を忘れたりなど、しないはずだわ。


 第二王子ノルドレッドの婚約者である私が、わざわざ魔物が住むと恐れられている見張り塔にやってきたんですもの。中にいるならきっと私と顔を合わせてくれる。


「イエロオーク?出掛けているの?居留守を使うつもりならば、ドアを破壊しますわよ!」


 もちろん、ドアを破壊する勇気もなければ力もない。ハッタリだったのだが、どうやら扉を破壊されるのは困るらしい。ドタバタと高いところから下へと階段を駆け下りる音が内側から響き。ガタガタと扉が揺れたかと思えば、仮面を身につけた身なりのいい少年が顔を出した。


「ごきげんよう、イエロオーク。今日は顔を隠しておりますの?私は貴女の顔色が青かろうが緑だろうが気にしませんわよ」

「シンヘズイ嬢……。何故、ここに……」

「イエロオークへ会いに来ましたの。クソ生意気な公爵令息から暴行を受けていないか、心配でしたのよ」

「…………俺を、心配して……」

「なんですの、その顔は。まるで心配して欲しくなさそうな顔ですのね」

「……目元しか、見えないはずだが……」

「目元だけでも、感情が揺れ動いているのは察しがつきましてよ。私はここでずっと立ち話をしていても構いませんけれど。イエロオークは私を歓迎してくださらないんですの?」

「……俺には、使用人などいない。ずっと一人だ。大したもてなしなどできそうにない。それに……俺のようなものと2人きりは、恐ろしいだろう……」

「いいえ?私はまったく気にしませんわ!イエロオークが私を中へ入れたくないほど散らかしているならば、諦めて扉に背を向けて座り込むことにします。どうしますの?」


 ハンカチがあるとはいえ、令嬢を地べたに座らせて話をするわけには行かないと思ったのだろう。イエロオークは渋々私とランクを見張り塔の中へと招き入れた。


 イエロオークは普段、見張り塔の三階で過ごしているらしい。小さな覗き窓からは、王城内の景色がよく見渡せる。その景色には感銘を受けたが、病み上がりの身体では階段の上り下りが辛かった。


『この程度でへばっていたら、あの女狐に襲われたらひとたまりもないわよ。今度坊やを連れて走り込みでもしたら?きっと喜ぶわよ』


 キャロリエンヌは体力をつけるためにノルンとランニングデートしたらどうだと提案してくるが、その程度の交流でノルンが喜ぶとは到底思えなかった。ノルンのことなんて考えたくないと、私はイエロオークの顔色を窺う。彼の顔は真っ白な模様付きの仮面に覆われて、目元しか窺い知ることができない。私が彼を見つめるとあからさまに視線を泳がすので、口には出さないにしても思う所はあるようだった。私はイエロオークに任せるといつまで経っても口を開いてくれなさそうなので、率先して口動かすことにした。


「ずっと一人で生活していますの?」

「いや……。一人で暮らすようになったのは6年前からだ。母上が種族を偽り王と営んだのは、大きな騒ぎになった。母上が処刑され、俺は生き永らえることこそできたが……。なんの後ろ盾もない状態で、いてもいなくてもいい存在として。この塔で暮らすようになった……」

「この間は見張り塔の外に出ていたではありませんの」

「いてもいなくてもいい存在と認識されていても、俺が第三王子であることは変えようのない事実だ。行事があれば外に出ざる負えない。それがこうして生き長らえることを許された俺ができる、唯一の公務だな……」

「私、イエロオークに出会ってからオークについて調べましたの。強靭な肉体と力強さを持つオークは、戦闘民族として重宝されると聞きますわ。鍛錬などは積まなくていいんですの?」

「殺人兵器になれと命じられたら、考えるが……。なんの鍛錬もしなくとも人を殺められるほどの肉体を持って生まれたんだ……俺はこれ以上、強くなりたくはない……」

「……私はイエロオークが羨ましいですわ」


 隣の芝生は青いとよく言うけれど。イエロオークには苦痛で仕方がない境遇も、私にとっては欲しくてたまらない力だったりする。目を丸くするイエロオークに、私は理由を告げる。女狐とその娘相手には絶対に言えなかった理由を。


「私、あなたが、この見張り塔で暮らし始めた頃、継母と義姉に虐げられていましたの。クローゼットの中に閉じ込められ、自由を奪われ……。殺してやりたくて堪らなかった……」

「……だから、俺に手を差し伸べてくれたのか……」

「あなたを見ていると、今よりもっと酷いことになるのを恐れて仕返しできず泣いていることしかできなかった自分を思い出しますの。助けてと何度心の中で叫んだかも、覚えていないほど。ずっと助けてほしいと願っていましたわ。けれど……私がクローゼットから一歩を踏み出すまで、誰も助けに来てくれなかった」


 私は叫べばよかった。心の中で助けを求めるのではなく。声に出して行動すれば、もっと早くに助かったのに。私はあの女狐と娘に加害されるのが恐ろしくて、声に出さず一生やってくるはずのない助けを心の中で求めていた。


 イエロオークは助けを求めることすらも諦めているのかもしれないけれど。似たような経験をしている私にしか、彼はきっと助けられない。たとえノルンとの関係が悪化したとしても、私は彼を助けたかった。だからこそ、私は手を差し伸べる。彼に拒絶されようと、何度でも。


「イエロオーク。あなたは今の生活に満足していますの?」


 満足など、しているわけがない。

 肌の色が普通の人間とは違う。強靭な肉体を持って生まれただけで、虐げられている生活に満足などするはずがないだろう。彼は生まれながらに悪虐の限りを尽くせるほどの恵まれた肉体を持っているのに、けして加害者達に手を出そうとはしなかった。自分が偉業として生まれたのが悪いと、自分を責めている。


 心優しい少年なのだ。


 少しでも性根が腐っていたならば、今頃重罪人として処刑されているだろう。そうならなかったのは、母親が心やさしい人物だったからなのか。向上心がないからなのかはわからないけれど……。返って、その優しさがイエロオークの可能性を狭めてしまっている。


「堂々としていればいいではありませんの。あなたには力がある。その気になれば加害者を殺めることなど造作もないこと。加害された人間に立ち向かうのは、恐ろしくて堪らないわ。私だって、その覚悟をしたつもりだけれど。あの女に直接仕返しはできていないの。だから、貴方に大口叩いてあれしろこれしろと指示をする立場にはないのだけれど……」

「……俺は君が親身になってくれるだけでも、充分救われている……」

「救われた気になって貰っては困りますわ。あのクソガキに、本来ならばイエロオークは虐げられる側ではなく、虐げる側だと理解させるまでは、私を救世主扱いしないでくださいませ。あのクソガキ共は、私達の敵ですわ!」

「……俺だけの敵、ではないのか……」

「私とイエロオークの敵ですわ!一人では難しいことも、二人ならばきっと退けられましてよ。そうでしょう?」


 私は優しくイエロオークへ微笑みかけると、手を差し伸べる。

 彼は私が差し伸べた手を凝視し、この場にいることをすっかり忘れてしまうほど空気に溶け込んでいたランクが慌てたように声を出す。もちろん、私の行動を非難するものだ。


「お嬢様!」

「あら、ランク。あなたもイエロオークを化け物だと罵るつもりですの?」

「い、いえ。ですが……。イエロオーク様は強靭なる肉体をお持ちです。成人男性と手を繋ごうものなら骨を粉砕するほどの力を持つイエロオーク様が、可憐なリアム様のお手に触れたのならば、再生不可能なほどの状態になってしまうのではないかと……!」

「大げさですわ。確かに握り返したら、そうなってしまうかもしれませんけれど。触れるだけでそのような出来事が起きたら大問題でしてよ」

「大問題なるからこそ、私がお止めしているのです!どうかお考え直しください……!」

「……心配には及びません。私、内緒ですけれど。ちょっとした魔法が使えますの。ある程度でしたら身を守るくらい、造作もないことですわ」


 キャロリエンヌによれば、魔力を持って生まれた人間は王城で暮らすことが義務付けられていたと聞く。自由を満喫するつもりならば、誰にも知られてはならない秘密であることは間違いない。キャロリエンヌによると、3人の王子は覚醒こそしていないが魔力を持って生まれていると聞く。イエロオークは誰かに言い触らしたりするような相手もいなければそうしたタイプでもなく、ランクは今でこそノルンの側に控えているが。元はと言えばシンヘズイの屋敷で仕えていた使用人だ。主人の意にそぐわぬことはしない……と、思いたい。簡単に信じて裏切られた例の一件もあるので、無条件に信頼するつもりはないけれど。


『そこの使用人はどうか知らないけれど、坊やの弟へ秘密を打ち明けたのは悪くない判断だわ。公然の秘密ではあるけれど。彼は自らが人間ではなく、オークとして生まれたことをリアムに話した。秘密を共有しあった者との絆は、強固なものになる』


 秘密を打ち明けること──それは信頼の証だ。ノルンにこの話が漏れ聞こえたならば、「何故我へ一番に打ち明けぬのか」と激怒するほど、大切な秘密。それをイエロオークへ真っ先に打ち明けたのは、彼の心が固く閉ざされているからだ。一番の秘密は、キャロリエンヌの声が聞こえること。会話ができることだけれど、流石にその秘密までは打ち明けられない。魔力を持っていることを打ち明けるだけでも、彼の信頼を勝ち取る為には充分すぎる秘密だったようだ。彼は真っ白な手袋に覆われた手を、私の前にゆっくりと差し出してくる。


 人間との違いと言えば、身体の色が緑色であることと、強靭な肉体を持っているだけ。何を恐れる必要があるのかしら。機嫌を損ねなければいいだけじゃない。私は、機嫌を損ねるようなことはしないわ。恨まれることだって、しようとも思わない。


「……やはり、駄目だ。取り返しの付かないことになれば……兄上に申し訳が……」

「イエロオーク、大丈夫ですわ。何も怖いことなどありませんのよ。ただ、手を触れ合わせるだけですの。手を引っ込めないで。返って危ないですわ。私はイエロオークに比べたらか弱い存在。あなたを加害するために、手を握るわけではありませんの」

「わ……わかっている……君に俺を加害する気がないことは……。しかし……」

「ああ言えばこう言うのはなしに致しましょう。ランクも。黙ってみていなさい。もう少しですわ。もう少し……」


 イエロオークは私が手を伸ばせば触れ合いそうな所まで来ると、震える手を胸元までひいてしまった。立派な図体のイエロオークは、手だけではなく。がたがたと全身を震わせて怯えている。


 何がそんなに怖いのかしら。

 咄嗟に手を跳ね除けて、私が傷つくことを恐れているのならば。どれほど心優しい少年なのかしら。私はより一層彼が好ましく思えてきて、気づけば慈愛の表情を浮かべていた。


「し、シンヘズイ嬢……」

「さぁ、私に手を伸ばして。今日からイエロオークは、生まれ変わるんですの。虐げられてばかりの人生からは、卒業ですわ!」


 私が高らかに宣言すれば、イエロオークがもう一度。がたがたと震える手を私へ伸ばしてきた。私は優しく両手で包み込むように彼の手を握る。手袋越しにじんわりと暖かなぬくもりを感じた私は、イエロオークを見上げた。

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