更生日記
僕はこの世界で起こったことをこの日記に書こうと思う。
日記に書くほどかと思うやつもいるかもしれないが、これは重要な案件だ!
心して読んでほしいと思う。
この日記を書こうと思った原因から話そう
よく晴れた日だったので僕は庭で昼寝していたら不思議な夢を見た
僕はこの世界と別の世界で生き暮らしている夢だ。夢というには長く、何年も繰り返されるように鮮明に覚えていた。
その時は変な夢を見たと思うだけだったが
それが夢ではなく前世というのはその次の日にすぐわかってしまった。
この世界で僕の立ち位置は第3皇子らしい、それなりに身分いや、かなり高くいい暮らしをしていた。
10歳にもなると婚約者というものができるらしいが
僕はなぜか名前も知らない婚約者を知っていた。
有名だからとかではなくはっきり自分の婚約者がだれかをしっていてどのような性格なのかもわかってしまっていた。
なぜなら昨日見た夢で出てきた小説と同じ世界なのだから……
ここまでくればわかるだろう
俺の時代にはやっていた異世界転生というものなのだろう
せっかくなら前世のような生活ではなく幸せでありたいと願うが
婚約者に問題がある
そう、僕ではなく婚約者にだ
小説通りなら僕が正さなければならない
だから書こうと決めたのだ
婚約者の更生日記を