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魔法学(未完

「今日はお勉強をします。」


「勉強かぁ.....」


朝食の時に切り出されたのは勉強についてだった。前の世界でも勉強は嫌いだったため、あまり気は進まないものだ。


「魔法学はご存じですか?」


「魔法学?」


魔法なんてものは前の世界には無かったから知っている訳が無い。創作物の中なら飽きるほど見てきたが。


「魔法学の基礎は、主に五大属性を押さえることから始まります。」


「五大属性って?」


「始めに見つかった原初の火、火と対になる水、風や土等の自然を司る然、そして未だに不明な点の多い光と闇があります。」


「ありきたりだな。」


「ご存じでしたか?」


「前の世界での話だ。気にしなくてもいい。」


「そうでございますか。それでは続きを」


「あぁ、悪かった。」


「魔法には適性があります。もちろん誰にでも。私も例外ではなく適性があるので火と光、闇が使えます。」


「適性ってどうやって調べるの?」


「それなら私の手に触れてみてください。」


「?」


手を差しのべられたので、手を重ねる。


「なるほど。グラス様は平均的に低いものの、全ての属性に適性があるようですね。」


「器用貧乏だな。」


「いえいえ、そんな事はありません。器用貧乏ではなくて、万能ですよ。」


「よく言えばそうだけど.....」


この世界では魔法が存在するが、上限はあるのだろうか?それこそ、才能や努力が関係するものなのか、想像もつかないが、なんとかなるのかな?


「魔法には二種類、鍛える方法があります。それを今からお教えします。」


「分かった。」


「まず一つ目、これは単純に魔力を消費し、使い方や調整の仕方、威力の底上げを研究する方法。そして二つ目は、まだ出来ませんが、 神々の遺跡(デウス・ルイナイ)に挑み攻略の報酬として強化する方法です。」


「デウスなんだって?」


「デウス・ルイナイというのはですね、言ってしまえば古代遺跡の様な物です。」


まぁ、遺跡と言えば伝わるでしょう。と付け足す


「今すぐ行けたりは.....」


「無理ですね。探検家、あるいは近い職業につけば行くことができますよ。」


「なるほど。」


探検家、そんな職業があるのか。是非とも就きたい職業だ。しかし、どれくらいの勉強が必要なのだろうか?基準はあるのだろうか?


「それでは、お喋りはこの辺にして、実戦に移りましょうか。」



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