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新型コロナウィルスについて

新型コロナウィルスについて⑥緊急事態宣言の無意味さ

作者: 天乃川シン

新型コロナウィルスの陽性者(感染者ではなく陽性者)が増えてきている

との事で、東京都でも飲食店へ営業時間を短縮するよう要請した。

再び飲食店への無駄な締め付けが始まった。

これは実質、「緊急事態宣言」の再来ではないだろうか?


日本では、東京と大阪を含む7都府県を対象に緊急事態宣言を

令和2年4月7日に発令した。

緊急事態宣言は4月17日には全都道府県に拡大された。

その後、5月14日に39県で、5月21日には京都、大阪、兵庫で、

そして5月25日に東京で解除され、これにより全面解除となった。

日本は約一か月半もの間、経済活動や人の行き来を「お願い」という名の

「強制」でもって制限したのだ。


多くの人はこの緊急事態宣言によって、感染者数が激増するのを抑えた

と健気にも思っているようだが、果たしてそうだろうか?

もし、あれだけの飲食店やホテル、旅館といった宿泊施設を潰し、

多くの失業者や自殺者を生み出したあの緊急事態宣言が、

実は全く意味のないものだったとしたら、一体皆さんはどう思うだろうか?

結論から言うと別に意味なんてなかったのだ。

「ステイホーム」も「おうち時間」も関係ない。

ただ勝手に新型コロナウィルスの威力が弱まったから収束しただけなのだ。


令和2年5月1日、当初予定されていた緊急事態宣言の解除日である

5月6日を5日後に控えたなか、

「新型コロナウィルス感染症対策専門家会議(専門家会議)」が発表した、

「新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言」という資料があるのだが、

この資料からは、どうしても緊急事態宣言によって陽性者数が減ったとは

読み取れないのだ。


資料には、令和2年2月29日から4月28日までの、

「全国における感染者数の推移」と、

「東京都における感染者数の推移」を示したグラフがある。

さらにそのグラフも、「確定日」ベースと「発症日」ベースの二つに

まとめられている。


「確定日」というのは、

「PCR検査にて陽性の人がいますよ!」と行政に「報告があった日」。

「発症日」というのは、

「PCR検査にて陽性と判定された人が、「実際に陽性だと判定された日」

となっている。

要するに、「発症日」ベースのグラフが、実際に即したグラフと言える。


まず「全国における感染者数の推移」の「発症日」ベースのグラフに

目を通してみると、感染者のピークは4月1日となり、

そこから徐々に感染者数が減少に転じるのが分かる。

また、「東京都における感染者数の推移」の「発症日」ベースのグラフに

目を通してみると、感染者のピークは3月30日となり、

そこから徐々に感染者数が減少に転じるのが分かる。


お気付きだろうか、

東京都で緊急事態宣言が発令されたのは4月7日。

全国で緊急事態宣言が発令されたのは4月17日。

要するにだ、全国での感染者数のピークは4月1日。

東京都での感染者数のピークは3月30日。

いずれも、緊急事態宣言が発令される前にピークアウトしている。

従って、「緊急事態宣言には全く意味なんてなかった」と言えるのだ!


「ステイホーム」も「おうち時間」も、「新しい生活様式」も

「フェイスシールド」も「ソーシャルディスタンス」も関係ない。

ただ新型コロナウィルスが自ら弱毒化しただけに過ぎないのだ。


ヨーロッパでは日本の比べ物にならない程、多くの感染者や死者を出している。

ヨーロッパのほとんどの国々が「ロックダウン」という移動制限を行ったなか、

唯一「スウェーデン」だけがロックダウンはせず、経済活動も制限しない方針を取った。

他のヨーロッパの国々やアメリカから、その方針は厳しく批判された。

「人命よりも経済を優先するのか!」と。


しかし、イギリスやフランスといった、厳しい移動制限を取った国々の

感染者数や死者数のグラフと、スウェーデンの感染者数や死者数のグラフを

比べてみると、どちらも、まず感染者数と死者数が急激に増え、

そしてピークを迎えた後は緩やかに感染者数、死者数が

減少していくのが分かる。

そう、どちらのグラフの形もほとんど変わらないのだ。

これはどういう事かというと、

「ロックダウンをしようがしまいが、感染者数、死者数は変わらない」

という事だ。

経済活動を制限しようが移動を制限しようがリモートワークにしようが

学校を休校にしようがステイホームしようが

コロナ君には全く関係なかったのだ!

全てはコロナ君次第だったのだ。


また、「全国における実行再生産数」と

「東京都における実行再生産数」という二つのグラフからも

緊急事態宣言の無意味さが分かる。

「実行再生産数」とは、

「一人の感染者が、平均して何人の人に感染させるか」というもので、

何も難しい話しではない。


さて、どちらのグラフにおいても、実行再生産数は4月1日には

「1.0」未満となっている事が分かる。

そこからずっと1.0未満が続くのだ。


これはどういう事かと言うと、

「緊急事態宣言が発令される前に、既に一人の感染者が一人にすら

感染させる事ができない状態になっていた」という事だ。


分科会の面白くもなんともない資料から、以上の事が分かるのだ。


一体、あの緊急事態宣言とは何だったのだろうか?

あれほどの犠牲を出した「お願い」って、一体何だったのだろうか?

自粛警察やマスク警察となって正義を振りかざした者達よ、

君達は完全に間違えていたというわけだ。

さぁ、どう責任を取ってくれるのかな?


11月29日現在、再び緊急事態宣言下のような状況になっている。

ある専門家によると、この第三波と呼ばれる状態は、

今現在、既にピークアウトしているらしい。

だとするならば、日本はまたまた意味のない営業自粛の「お願い」を

している事にならないだろうか?

いつまで同じ馬鹿な事を繰り返すのだ。

自分の頭で物を考え、いい加減にこの無駄な自粛を終わらせようではないか?

こんな世の中、楽しくないだろ?


誰が邪魔をするのだ?

怯えた高齢者か?

情けのない高齢者はもういい、日本の邪魔をしてくれるな。

若者達よ、もうそろそろ覚醒し、声を上げていこうではないか。

この国の未来は君達のものだ。

怯えた死にぞこない達のものではない。

大人や政府や知事やマスコミなんか放っておけ。

自分たちでこの国の未来を立て直していこうではないか?

まだチャンスはある筈だ!



 


あまり自分の作品についてこういう事は言いたくないのだが、

もし私の意見に賛同してくださる方がいらっしゃるのなら、

是非SNSやツイッターで、この「新型コロナウィルスについて」という駄文を

拡散していただけないだろうか?

私はこのまま日本が崩壊していくサマを見たくないのだ。是非お願い致します。

みんなでコロナ禍を終わらせようではないか。

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