第一話・改めまして いかなごのうた につきまして
このたびご縁がありまして自作の詩を作曲していただきました。もしも、気に入っていただけましたら、本曲には著作権などありませんので好きなだけダウンロードしてください。そして歌ってください。(リリースは今月の中旬予定です)
(以下は特選いただいた選者の三田完先生によるご講評)
……すべてひらがな表記で、関西弁。語っているのはイカナゴ本人(?)です。このままメロディーをつければ、楽しい唄になるでしょう。どなたか、作曲してくださいませんか……
↑ ↑ ↑
私はこの三田先生のご講評のみならず、読者さまから本当に歌にしたらいいのに、と言われました。それがずっと心に残っていました。
そこで来たのが令和二年から全世界を席捲したコロナウイルス禍です。……この余波で私の仕事も激減しました。私は感音性難聴者なので、周囲の人の声がマスクでより聞き取りにくくまた張り巡らされたシールドのおかげで業務に支障をきたしました。つまりコロナウイルス&聴力の関係で給料が半分以下になりました。大変厳しい状況です。
だから国からの特別定額給付金で十万円をいただいたときは有り難かったです。いつもらえるのだろうと思っていましたが、いざもらえたら何に使おうと悩みました。
普段ならば迷わずバレエ関係にお金を使いますが、今はどこの国へも行けません。我が日本の首都東京にも気楽に行けない状況。さりとて、生活費に使えばあっという間になくなります。周囲で種々のトラブルが勃発してちょっと鬱屈した感情がとぐろを巻いている状況です。そこで思いついたのが「いかなごのうた」を作曲してもらうということ。
これを転機とする印象的な出来事がありました。続きます。