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振られてから始まる恋愛  作者: 煙雨
1章 心情の変化
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3話 休み明けテスト


「今からテストを始めるから席に着け〜」


 20代後半男性の立川聡先生が言う。


「休み明けテストとか最悪だわー」


「テスト勉強した?」


「してないよ〜」


 などクラスメイトから声が聞こえた。そんな中、優輝が


「大輔勉強したか?」


 後ろの席から聞いてきたので、


「ぼちぼちやったよ」


 と答えると


「試験で勝った方が昼飯奢りな」


「了解!」


「ではテストを始める」


テストの合図と同時に2科目のテストが始まった。


 1科目は国語で小論文などの問題だ。日頃から、ある程度本を読んでいるため問題は解けた。2科目の数学は因数分解や高校範囲の平方根の有理化などが出題され、勉強した範囲が出てくれてラッキーだったので無事解けた。


昼休みに入り、隣の席の女子ーーー伊藤雪奈が


「一ノ瀬くんテストできた?」


「できたよ、国語と数学はいい線いってると思う」


「ほんと? 私数学が全然出来なくて、よかったら中間試験のとき勉強教えてくれない?」


 といって席を離れていった。そして優輝が話終わった後に話しかけてきて


「俺もなかなかできたぞ、そんなことより昼飯食べよう」


「だな」


昼ご飯はアニメの話とテストの解答を言い合って


「では、英語の試験を始める」


 英語の試験が始まった。リスニングは洋楽を聴いているおかげで聞き取れた。長文問題のほうもも楽々とこなした。


「テスト終わったー。大輔は部活には入らないのか? もう5月だから厳しいとは思うけど」


「俺は生徒会に入りたいんだよね、そのために勉強だな」


「生徒会に入る条件が大変だもんな」


と言われた。


 生徒会に入部届けを出せる条件は

・休み明けテストで上位10%以内

・一年生の中間試験と期末試験の平均順位が上位5%以内

・先生からの推薦状が必要


 また入部届けを出せても入れるわけでは無く、生徒会内でと議論の結果入れるかどうかが決まる。


 3は試験をクリアしていたら大抵はもらえるので、1.2をクリアする必要があり、偏差値が高い高校で上位に入るのは大変である。また入ってから成績が落ちると生徒会室で居残り勉強をさせられる。



「まあ頑張るわ」


そして1週間後にテストが返された。

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