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振られてから始まる恋愛  作者: 煙雨
1章 心情の変化
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番外編4話 シャルロットの心情 3

ブックマーク100人突破ありがとうございます!

投稿し始めて1週間で100人突破とは投稿し始めたときには考えられなかったです。


ブックマークや評価、感想をいただけるとモチベーション向上になります。もしよろしければお願いします。

 

 日曜日の朝、私は一ノ瀬くんにどんな服装ならかわいいって言ってもらえるか悩んでいました。お姉ちゃんに相談すると


 「カジュアルコーデがシャルに似合うからそれで行きなよ! だいすけくんも絶対かわいいって言ってくれるよ!」


 と言ってくれました。ですがふと大輔くん?と思い


「ありがとう。カジュアルコーデで行くね。で、おねえちゃんいつから一ノ瀬くんのことを下の名前で呼ぶような関係になったの?」


 と言うと


「待って、だいすけくんはかっこいいけど好きじゃないから安心して」


「うん」


 少し不安で聞いてしまいましたが、返答を聞いて安心しました。


「やっと自分の気持に気づいたんだね。頑張りなよ。困ったら私に電話してきていいから」


 と優しく言ってくれました。


「うん!」

 

 と答えて準備をしました。家を出て一ノ瀬くんを待つと一ノ瀬くんがすぐに出てきました。今日の一ノ瀬くんはいつもと違い、ワックスをつけて服装は白Tシャツに開襟シャツを羽織っていました。すごく似合っていてかっこいい...


 私は恥ずかしがりながら今日のコーデの感想を一ノ瀬くんに聞いてみました。


「あの変ですか?」


 すると


「似合ってるよ」


 といってもらえて、うれしくて顔に出てしまいました。そして


「一ノ瀬くんも似合っています。」


 と言いました。かっこいいなど違う言い方をすればよかったと思っていましたら


「ありがとう」


 と答えてくれて一ノ瀬くんが赤面していました。 少しは私にも興味持ってくれたかな?


 その後は沈黙が少しありましたが一ノ瀬くんが話しかけてくれていつも通りに話していたら皆さんが全員集まりました。皆さんと午前中はショッピングをしようということで一ノ瀬くんに洋服などのチョイスをしてもらいたかったのですがクラスの男の子たちが話してきたので、あきらめて3人でアニメの話などをしてショッピングが終わりました。


 ショッピングの最中に一ノ瀬くんと森本さんがカップルの取材を受けていて私もやはり一ノ瀬くんと一緒ににいればよかったと思ったので、お昼以降は積極的に近くに行こうと考えました。


 お昼はハンバーガー屋さんに入って皆さんと仲良く食べました。日本のハンバーガーやポテトを侮っていました。本当においしかったです。

 

 ハンバーガー屋さんを出るときから一ノ瀬くんの近くにいて、一ノ瀬くんが最後にお店を出ました。ここしかないと思い、勇気をだして一ノ瀬くんに


「一ノ瀬くん、もしよろしければ大輔くんと呼び方を変えてもよろしいですか?」


 と私は赤面しながら言いました。すると


「うん。いいよ」


 と返事が返ってきて、私は内心ガッツポーズをしていました。また一ノ瀬くんにも私のことをシャルロットさんではなくてシャルと呼んでほしいので


「私のこともシャルと呼んでください」


 といいました。そしたら


「うーん、ちょっと難しいかな? 善処はしてみるよ」


 返事がきました。私はどこが難しいんだろう? 私のことシャルって言いたくないのかなって考えていましたがすぐに善処するって意味を携帯で調べるとホッとしました。言いたくないわけじゃなくていい慣れていないから時間がかかるって意味なんだなと私は解釈しました。


 その後二人でカラオケに遅れてついて、カラオケボックスに入りました。受付で森本さんが私と大輔君のことを見ていて、何か言いたそうだったので私は確信しました。


 森本さんは大輔くんのことが好きなんだなと。ですが譲る気はありません。


 私はけ○お〇の曲を歌い、大輔くんはマ〇ロ〇の歌を歌っていました。カラオケも最後のほうになり、私は大輔くんの隣に座り


「大輔くんの歌は迫力ありますね」


 会話の内容なんてなんでもよくて話しかけました。


「そうかな?」


 と少し笑いながら言ってくれて、かっこいい部分だけじゃなくてかわいい部分もあると思い、より好きになりました。すると伊藤さんやほかの方が名前呼びに反応して質問を受けました。私は


「さきほどからお互いが下の名前で呼ぼうって話したんだ! でも大輔くんは少し時間がかかるっぽいけど...」


 と答えてました。森本さんがジーと大輔くんを見ていました。すると


「付き合ってるの?」


 と突然、クラスメイトに聞かれて私はドキッとしました。うんと答えられたらどれだけいいかと考えていたら


「付き合ってないよ」


 と返答に間がありながら大輔くんが答えてくれました。付き合ってないので返答はあっているのですが少しショックでした。ですが大輔くんは私に気をつかって、私じゃなくて大輔くんが答えてくれたんだなと考えると、私は好きの気持ちを抑えることで精いっぱいでした。


 カラオケが終わり、大輔くんと帰りました。話した内容はカラオケで歌った曲のアニメが楽しいことなどで、私が一方的に語ってしまいましたが大輔くんはニコニコしながら聞いてくれて、より一層好きって気づきました。


 家に着くとお互いが


「バイバイ」


 と答えて家に入りました。家に入るとお姉ちゃんが


「だいすけくんどうだった? かわいいって言ってくれた?」


「すごくかっこよかったよ! うん! お姉ちゃんのおかげ! 今後も相談に乗ってね。でねお互いが名前呼びすることになったんだ!」


 と返答すると


「すごいじゃん! 一歩前進どころか二歩三歩も前進だよ! このまま頑張ってね」


 と話して自室に戻った。

読んでいただきありがとうございます。

次の話より普通の話に戻ります。

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