■016□ヤッパリ犯人だった!
今日はとうとう体育祭の日だった。
この前のことを思い出すと、高橋に聞きにいった。
「おーい!高橋!」
「おぉ、純一、どうした?」
「この前さ、関が危ないとか言ってたじゃん、何が危ないんだよ?」
昨日関に会った。
そこで関は俺に手紙を渡した。
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僕は、見てるから…君がどこにいようとも、どんな状況にいようとも、ずっとね。
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っで、そこで、高橋の言ったことを思い出した。
それで推測をした。
今までの犯人は関だと。
高橋はめんどくさそうに答えた。
「あぁ〜、あれね。関はな…関は…って、本当に聞きたいか?」
「あぁ、知りたいから聞いてるんだろ!」
「関はな…実は………ゲイなんだ…」
「ゲイ…?」
「あぁ、よさそうな男がいたら食べるんだよ、それで何人もの被害者が出たっていう噂があるんだよ」
じゃあ犯人は他にいるのか…?
なら誰だ?
体育祭は猛暑の中始まった。
別段活躍することもなかった俺は、暇な一日を過ごした。
それから何日かは、いじめに思えることは何もなかった。
ヤッパリただのいたずらだったのか?っと、そう思えるようにもなってきた。
関は相変わらず俺のほうをチラみしてくる。
そして高2の終わりごろの頃、また始まった。
机の上に花瓶に刺された花が一輪飾ってあった。
花は彼岸花で、何か不吉を思わせた。
しかし、そんなことはなかった。
関が思いがけないことを言ってきた。
「横田君、僕、君をいじめている人を知ってるよ。」
「っえ!?誰なんだ!?」
「う〜ん、それはね、明日朝早く学校に来てよ!そしたらその時に教えるよ。今ここで言ったら、僕も危ないし」
怪しいとは思った。
でも、もし本当に知ってるならそれはありがたい。
翌日は朝早く学校に向かった。
けど誰もいなかった。
誰も…
関は嘘をついたのだ。
ヤッパリ、関が犯人じゃ…
そう思った瞬間だった。
弓が俺の頬をかすめた。
辺りを見回しても誰もいない、さっきは当たり前のようなことで何も思わなかった。
けど、今確認して見て見ると、窓という窓が開け放たれている。
狙われているとしか思えない。
関がヤッパリ犯人だった!