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僕は猫が好きだ

作者: additional motor

僕は猫が好きだ



猫の顔が好きだ


あれほど可愛らしい顔はない



猫の毛が好きだ


あれほど撫で心地の良いものはない



猫の体が好きだ


あれほどしなやかな体はない



猫の鳴き声が好きだ


あれほど表現豊かな声はない




だけど一番好きなのは猫の性格だ


普段はクールで


近づこうにも逃げられてしまう


だけど突然甘えてくる


大抵はご飯の催促で


それが済んだらすぐ何処かへ消えてしまう


だけどその甘えてくる僅かな時が


堪らなく幸せだ




君はとても猫に似ているんだ


君の顔はとても可愛らしいし


君の髪は撫で心地がいい


君の体はしなやかで


君の声はまるで歌声のようだ


そして君はいつもクールで


冷たく見えるけど


急に甘えてきたりして


それがとても愛おしいんだ



だけど君は猫と同じで気まぐれだから


何処かに消えてしまうような気がするんだ


だから君が消えてしまう前に


言わせて欲しいんだ


別に君が何かする必要はないよ


伝えたいだけなんだよ



それじゃあ言うよ



好きです


僕の側にいて下さい






そう言ったら君は僕を睨んで


一人で帰ってしまった



だけど僕は君の頬が赤くなっていたのを見たんだ


君は本物の猫ではないね


本物の猫は


僕の言葉になんて


耳を貸さないからね



僕は猫が好きだ


これは変わらないけど


一番好きなのは


やっぱり君だよ



明日は返事をくれるよね

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― 新着の感想 ―
[一言] なんだかホッとしました。 ちなみにうちには6にゃんいます。(=^・^=)
2014/07/25 19:31 退会済み
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