「恋愛と友情」
私は高校1年生の優梨。
地域では頭がいいことで有名な私立高校に通っている。
最近、気になる人がいる…。それは、サッカー部でイケメン男子の俊斗。
しかし、頭は超がつくほど悪い。
しかしそんな所にひかれていくのだ。
私は俊斗に近づくために、サッカー部のマネージャーになることを決意した。私は友達の芽衣とグラウンドを覗きに行った。
芽衣は優梨と違って単刀直入なところが多い。
芽衣は、
「俊斗さ〜ん!」と叫んでしまったのだ。優梨は、
「ちょ…ちょっと////」
「なぁ〜に、照れてんの?」
「照れてないもん」
「あ、そう。んじゃ、頑張ってね!」と言い、芽衣は帰って行ってしまったのだ。
そこに俊斗が現れた。
「どうしたの?」
「あのね…」
「わ…、私ね!サッカー部のマネージャになりたいの!ダメかな…?」
私にとっては何故か分からないが、俊斗は困惑している。
「何で今頃なんだよ。これから大事な試合を控えてるんだ」
「どうしてもなりたいんだったら、大会が終わってからにしてくれ!」優梨は茫然とする…。自分勝手だとは思うが、ある程度は俊斗のために尽くしてきた。
〜次の日〜
”もう人生は終わった…。こんなんだったら、死んでもいい…。”そんな思いは頭の中を駆け巡る。しゃべりかけてくる。
「どうしたの?」
「昨日、あの後俊斗と何かあった…?」
「ちょっ…とね」
「マネージャーになるの断られちゃった…」芽衣は、
「気分転換に、あんみつでも食べてカラオケ歌って帰らない?」と言ったのだ。
私(優梨)は、
「何でそんなこと言えるの?」と、思わず芽衣に八つ当たりしてしまったのだ。芽衣も当然、驚いてしまったのだ。「なんで!?ウチ(芽衣)は優梨のことを思って言ったんだよ!」優梨は芽衣に、
「どうせ人事だと思ってるんでしょ?」と言ってしまった。芽衣は”ハッ!”としたように、優梨に問いかけた………………。
「あの時の約束…、優梨は忘れたの…?」芽衣は、とても思いつめたような顔をしていた…。
優梨は、この後に待っている出来事を知るよしもなかったのだ。