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妄想中  作者: 渋谷奏
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2話まで完成

「2話まで完成! テンプレート型で流れが一緒だから、大量生産するのは楽勝だ! ワッハッハー!」

 天は、第2話まで簡単に書けたので気が楽になっていた。

「第2話は私。つまらない悩みなんて、吹き飛ばせばいいのよ! バシルー〇!」

 麗は、副部長である自分が2番目の登場人物に慣れて、少しは目立って嬉しかった。

「テンプレート型は、コピーして貼り付けがベースなので簡単に10万字に到達しますが、展開が同じなので、書き手も読み手も飽きますね。」

 大蛇は、真面目なのでテンプレート型があまり好きではない。

「まあまあ、私は優しい笑ちゃん役を気に入っていますよ。ニコッ。」

 笑は、優しい笑顔の女子高生役を気に入っている。

「カロヤカ・ビーム! カロヤカ・ボンバー! 悩み解決は私にお任せあれ!」

 カロヤカさんは、手からビームも出せるスーパーな女子高生である。

「いつでもライト文芸部は頼もしいな。ワッハッハー!」

 苺は、教師なのに生徒以下の設定も、苺自身が気にしていないので特に意味がない。

「みなさん! 今日の和菓子は、きんつばです! もちろんお茶もありますよ! エヘッ。」

 本物の幽霊おみっちゃんは、あくまで実写ドラマでも女優さんに演じてもらって出演するつもりである。

「そこに座っていても何も変わらない。自分の未来は自分で切り開くんだ。悩んでいる奴なんか、死ねばいい。最近は私の方が教師ポイって思うんだけど。あ、私は食べたら帰るからね。」

 幽子は、軽い作品に価値を与えてくれる。

「ショートコント・スタート!」

「スタートの使用がないんだけど?」

「そうよね。後はテンプレート型で苺物語を書いていくだけだものね。」

「創作意欲的には、作者は死んだわ。」

「でもドラえも〇も忍たま乱太〇も毎回、同じような展開。名探偵コナ〇もワンピー〇も同じような展開。結局、同じような展開からは、誰も抜け出すことはできない。」

「抜け出す方法が1つだけある。」

「それはなんだ?」

「死ぬことだ。」

「もし相手がいる苦しみなら、相手を殺せばいい。そうすれば苦しみから解放される。」

「ああ、ゆっくりと眠りたい。二度と目覚めることのない眠りを。」

「ストップ!」

「おいおい、これはライト文芸部なのか? ショートコント過ぎて、シェイクスピア部になっているぞ。」

「それも面白いかも。」

「テンプレート型か、いったい何なんだろうな? 作者って。」

「ゴミだな。それでもコネがあるとアニメ化される大人の事情世界だな。」

「それをぶち壊すストーリーを考えればいいんじゃないか?」

「まさに水戸黄〇。」

「じゃあ、水戸黄〇の女子高生版だ!」

 カロヤカにお任せあれ。

「ここで日が変わったのだが、第4期の4話まで終わった。」

「恐るべしテンプレート型。あっという間に、ほぼ名前置き換えだけで完成してしまう。」

「ドラえも〇やドクター〇、水戸黄〇もテンプレート型。絵があるアニメやマンガ、ドラマはいいが、文字だけで毎回、同じのテンプレート型を作成する作業は面白くないな。」

「大作思考の作者からすると、つまらない。」

「でもラノベの読者は、テンプレート型の方が好き。」

「なんで?」

「基本は、毎回同じの正義貫徹。朝ドラや水戸黄〇、ドクター〇が好きな人の意見は安心して見ていられるってのが1番ね。」

「そういう言い方でいうと、進撃の巨〇は人間食べちゃうし、ワンピー〇は兄を殺しちゃうし、客層は全く逆よね。180度反対。」

「どちらかを選び、どちらかを捨てるということね。」

「大作は、人が死んでもよい、異世界ファンタジーの方が向いていて。」

「テンプレート型は、人が死なない、現代ドラマに向いているだろう。」

「まあ、がんばるか。」

「まだ1万字だけど、」

「でも、異世界ファンタジーだけど、ドラえも〇を見てると、異世界ファンタジーもテンプレート型で簡単にできそうだ。」

「ああ~、真面目に大作を書こうとするのがバカバカしくなる。」

「テンプレート型! 万歳! 万歳! 万々歳!」

「楽だけど、テンプレート型の欠点は、創作意欲を失うことだな。」

 カロヤカにお任せあれ。

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