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妄想中  作者: 渋谷奏
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苺の時代がやってキター!

「見たか! おまえたち! 30才以上が求められているぞ! 私の時代がやってきたぞ! さあ! ショートコントするぞ!」

 伊集院苺いじゅういんいちご。性別は、女。職業は、女教師(担当科目は、不明)。ライト文芸部の顧問。通称、ショートコント好き。

 当初は、23才位の初々しい新米教師かな。それから結構、押しが強い性格の教師生活にも慣れた20代後半の教師。

「苺ちゃんにまで、ポールポジションを奪われた!? これでも私は部長だぞ!?」

 春夏冬天あきなしあまね。高校2年生。ライト文芸部の部長。通称、名ばかり部長。

「天の部長は、形だけよね。」

 宇賀神麗うがじんうらら。高校2年生。ライト文芸部の部員。通称、真の部長。

「本当の部長は、麗先輩です。」

 小田急大蛇おだきゅうおろち。高校1年生。ライト文芸部の部員。通称、真面目キャラ。

「ドラマの原作に困っているのでしょう。カロヤカにお任せあれ。」

 軽井沢花かるいざわはな。高校1年生。ライト文芸部の部員。通称、絶対無敵のカロヤカさん。

「今日のお取り寄せは、銀座の伝統的なケーキ屋さんのベイクドチーズケーキです! 勝った! ニコッ。」

 越後屋笑えちごやえみ。高校1年生。ライト文芸部の部員。通称、洋菓子のバイヤー。

「負けませんよ! 今日の和菓子は、赤坂の老舗の羊羹です! 渋いお茶も出しますよ。エヘッ。」

 本物の幽霊おみっちゃん。恐らく1000年ぐらい前の幽霊。ライト文芸部の部室に住んでいる。通称、和菓子のバイヤー。

「ということは、苺先生じゃなくて、おみっちゃんも30才以上だから、主役でいいのよね? 先に言っとくけど、私はケーキと羊羹を食べたら帰るからね。」

 桑原幽子くわばらゆうこ。幽霊部員。籍だけライト文芸部にある。通称、食べたら帰るからね。

 これが第1期と第2期を無事に終えて成長してきた「ライブ!? 軽い文学部のお話」の全8人の登場人物の設定である。

「ショートコント! スタート!」

「ちょっと待ちなさいよ!? 30才以上が主役のコンテスト用なんだから、私が主役でしょ!?」

「ちょっと待って!? ライト文芸部の部長は私だぞ!?」

「一先ず、天は置いといて。」

「そんな!? ウギャア!?」

「応募の概要に書いていますよ。30才以上の主人公の物語。人間でなくても構いません。って。」

「ということは!? 幽霊でもいいんだ!?」

「え? 私? もう帰る所なんだけど?」

「おまえは幽霊部員だろうが!? しかも30才を超えていないだろうが!?」

「そう、怒鳴るな!? ジョークだ!? 私は主役になりたいとは思わないから安心しろ!?」

「ふう~、これでライバルが一人減った。」

「天、でもあっちは違うみたいよ。」

「なぬ!?」

「ええ~。私が主役ですか。エヘッ。」

「なんで幽霊が照れているんだ? しかも本気で?」

「1000年間、地縛霊をやって来て良かった。こんなに嬉しいことはありませんでした。エヘッ。」

「ちょっと待った! 私との洋菓子と和菓子対決は、どうするんだ!? せっかく二人で仲良く盛り上げてきたのに!? 私との友情は嘘だったのか!?」

「ごめんなさい。主役の座に目がくらんだの。撮影の合間に帰って来るわ。差し入れに金平糖でも持って来てね。エヘッ。」

「おみっちゃんは、もうドラマ化されて、主演女優になつたつもりか!?」

「実際に私たちが映画やドラマの実写化された場合、一番おいしいのは、幽霊のおみっちゃんの役よね。」

「サダ〇の再来ね。注目を集めて、ブレーク間違いなしだわ。」

「あの部長。」

「なんだ? 大蛇。」

「もう1500字ですが、第3期は1話を何文字にするんですか?」

「話数が多くなってしまうから、1話2000字オーバーでいいだろう。そうすると40話後半で終わることができるからな。」

「分かりました。ということだ。カロヤカさん。」

「カロヤカにお任せあれ。まず「ライブ!? 軽い文学部のお話」の第1期と第2期を合成することになりました。2作で20万字は難しくても、2作を足せば10万字は超えるはずです。」

「さすがカロヤカさん。完璧な編集能力だ。」

「次に「あなたを食べてもいいですか?」47話を書き終えて、ほぼ10万字フィニッシュと思われます。全て投稿するまで何にもできません。」

「1作終わると、気が軽くなるね。」

「そうそう、カロヤカさんだけにね。」

「さらに新作の「ジャパロボS」と「忍者の睦月」も製作は順調。まだまだ構想を練りながらであったり、新キャラクターを創作しながらですが、少しづつ前に進んでいます。」

「いや~。脅威の新作作成メカニズムですな。」

「これも私たちの様に、死に作品だけど、そのおかげで他の作品を考えることができる。」

「ライト文芸部の貢献が1番よね。」

「キャラクターモノにすることによって、私たちも生き残っています。」

「ハッハハハ!」

「ちょっと待ちなさいよ!? これは私のお話でしょ!?」

「苺ちゃん。」

「何よ?」

「そう思うなら、ショートコントなんて振らなければいいのに。」

「そうよ! そうよ! 苺ちゃんが悪いわ!」

「うう!? 私が悪いの!? それと30才の設定になった私を苺ちゃんとは呼ばないでね!?」

 ドタバタしているのが、ショートコント部、いや、ライト文芸部である。

 つづく。

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