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妄想中  作者: 渋谷奏
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カロヤカさんと洋菓子

「やっぱり一番目だと全然違うな! ワッハッハー!」

 天は、久々の1番登場に喜んだ。

「違うでしょ。今後のライト文芸部の方針を決めるんでしょ!」

 麗は、バッサリと部長を否定する。

「そうですよ。もう全ての短編の削除は終わりましたよ。「帰って来た、渋井谷子の奇跡」も消しましたしね。ニコッ。」

 笑の言う通り、短編を整理し残り25作になった。

「他作の編集にも取り組み、ドリームコンテストに応募する作品「最強の歯科助手のみなみちゃん」も準備できました。編集あるのみです。」

 大蛇は、あくまでも真面目キャラである。

「基本は、新作を書くことなんですが、アクセス数がなかったり、文章が終わっていたんだと自覚する作品から、過去を経験にしにして、新しいものをミックスして生み出すことにあります。」

 カロヤカさんは、次に編集する作品を探している。

「さあ! ショートコントするわよ!」

 苺は、文学よりもお笑いを愛している。

「みなさん、お茶が入りましたよ。今日は、きんつばです。エヘッ。」

 本物の幽霊おみっちゃんは、どこで茶菓子を仕入れてくるのだろう。

「飲んで食べたら、帰ります!」

 幽霊部員の幽子は、きっと虫歯である。

「いや~、きんつばは美味しいな。」

「本当。中のツブアンが美味しいわ。」

「おみっちゃん、ありがとう。」

「どういたしまして。エヘッ。」

(不味い!? このままでは、このどこの馬の骨かも分からない、エヘッ幽霊に私の出番が奪われてしまう!?)

「みなさん! 私も用意しました! ケーキとコーヒーをどうぞ!」

「ありがとう、笑。」

「どうしたしまして。ニコッ。」

(絶対に負けない!)

(せっかくお茶会をやっているのに、洋菓子だなんて、邪道だわ!?)

「笑とおみっちゃんは、顔は笑っているが火花が散っているな。」

「熱い!? 火傷する!?」

「では、私はケーキも食べて、コーヒーもいただいたら帰ることにしよう。」

「おまえ帰宅部だろ? 直ぐに帰ってもいいんだぞ。」

「そんな冷たいことを言うなよ。同じ和菓子と洋菓子研究会の仲間だろ?」

「うちは、ライト文芸部だ。」

「次の作品に取りかかろうと思うんだが、カドカワ・カクヨ〇は、10アクセス。他のネット投稿小説サイトなら、1000アクセス。なぜだ?」

「単純にカドカワ・カクヨ〇に人がいないから過疎っているってことじゃない?」

「ならどうして、カドカワ・カクヨ〇でも100万アクセスある人がいるの?」

「不正や大人の事情ね。身内を売り出したいから色を付けて、コンテストの大賞を取らせて売り出すのは、大人の常識ね。」

「苺ちゃんも、たまには教師らしいことを言うんだな。」

「たまで悪かったわね。たまで。」

「大人って、邪悪ですね。」

「私たちも高校を卒業したら邪道な大人になるのよ。」

「ということで、アクセス数とコンテストの結果も気にしなくていいってことね。」

「よし! ライト文芸部! がんばるぞ!」

「おお!」

「そうと決まったら、ショートコントするぞ!」

「いや、それは遠慮します。」

「それにしても、10万字書いてて、アクセス数が1番酷いのが、私たちの8アクセスと「あなたを食べてもいいですか?」の9アクセスなんだけど。なんで?」

「カドカワ・カクヨ〇のコンテストが終わって、大賞が複垢、不正、変なのばかりで、とても大賞を取るような作品ではなかったと、利用者はみんな分かっているからじゃない。」

「みんな、嫌気がさして一斉に去っちゃった。」

「だから人が去って、過疎ってヤバイ状況なのね。」

「他は普通にアクセス数があるからね。カドカワ・カクヨ〇だけ、アクセス数が落ちているっていうのがポイントよ。」

「ソフトバン〇のツギク〇とか、講談社のノベルティ〇とかは、過疎で死んでるけど、もうすぐ世界的企業のラインがラインノベルを始動させるわ。」

「ラインノベル!?」

「要するに、私たちの1期と2期が死んでも、3期にまともな作品になっていれば、OKってことよ!」

「やったー! 私たちは偉いのね!」

「どうして!? そう受け取れるの!?」

「そうよね。初期作品の「ブラッディソード・エクレア」でも、アルファポリ〇で50000いったものが、カドカワ・カクヨ〇では、120だもんね。」

「え!? そんなに差があるの!?」

「過去作を読んだけど、不正に対する愚痴を書いていないものは、意外と普通だわ。初期から。」

「後は1作売れれば、過去作が書籍化され、アニメ化され、印税生活は間違いない。」

「そのためには、出版社とコネを持たなければ!」

「10万字越えの過去作の編集はやめて、新作を考えます。」

「カロヤカにお任せあれ。」

 この辺でやめとこう。

 つづく。

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