カロヤカさんと残り26作
「私は、幽霊部員んなので帰ります!」
幽子は、典型的な帰宅部。ラノベ文芸部なんかには関心がない。
「幽!? そんなことを言わないで残って!?」
麗は、幽子を呼び止める。
「みなさん、お茶が入りましたよ。今日は、桜餅ですよ。エヘッ。」
本物の幽霊おみっちゃんは、ライト文芸部の部室の主である。
「やったー! 茶会だ! いただきます。」
大蛇は、素直に部室でお茶会ができることを喜んでいる。
「まさか!? この展開は!?」
笑は、何かに気づいてしまった。
「なぜだ!? なぜ! 部長の私が、登場が最後の方なんだ!?」
天は、部長だが人気投票的な登場順位は下がっていったので嘆いている。
「カロヤカにお任せあれ。」
カロヤカさんは、完全無敵なので、登場順位に興味はない。
「さあ! 今日もショートコントするわよ!」
苺は、忙しい教師のはずだが、お茶タイムには必ず顔を出す。
「キャラクター8人で、登場する順番を入れ替えるだけで結構、書けるな。」
「一人泣いている人がいますよ。」
「なぜだ!? 私は部長だぞ!?」
「放置しておきましょう。」
「そうだな。」
「とりあえず、最後の短編が1作残っているから、それを編集してしまいましょう。」
「部長だけだからな、作品を書いてる人間。」
「そうだ! 私は偉いのだ!」
「ここは本当にライト文芸部なんですか?」
「そのはずです。ニコッ。」
「負けませんよ。エヘッ。」
「こら、人間とお化けで張り合うな。」
「それじゃあ、私は幽霊部員だから帰るわ。」
「ちゃっかりお茶は飲んでいくのかよ!?」
「さあ! 今日のショートコントは、ドラゴンボー〇よ!」
「私、帰るからフリー〇に殺されるクリリ〇でいいよ。」
「て、本気でショートコントやるのかよ!?」
「だから、ここはいったい何部なんだ!?」
「部長の書いたという設定の短編をどうぞ。カロヤカにお任せあれ。」
多少、麗がお淑やかから、強い口調のツッコミキャラに変わったような感じが気になるが、ケンカするほど仲が良いとしておこう。
打者一巡の一言と、適当な日常会話で800字。可もなく不可もなく。苺の言うショートコントを、他作のパクリかリスペクト、オマージュでやってみるのも面白いかもしれない。
けいお〇でも、楽器1割、パロディー9割だから、形なんて何でもいいんだろう。
つづく。




