カロヤカさんと残り27作
「これはどういうことだ!? 予定が27作残しのはずだったが、既に27作!? 最後は、25作にはできそうだ。」
天は、部長として作品の管理もしている。
「それにしても9月にラグビーのワールドカップがあるのに、ラグビー漫画が始まるのが、やっとの6月。どういうこと?」
麗は、ラグビーの心配をする。
「そうですね。オリンピックにしても、まだ、これといった漫画にアニメにドラマ。何にも始まってませんからね。手遅れです。ニコッ。」
笑は、笑顔で嫌味を言う。
「日本の企業って、商売が下手だな。私なら、とっくに仕掛けてるけどな。」
大蛇は、将来は優秀な社長になるらしい。
「私なら一人ラグビーでも、優勝できますよ。」
カロヤカさんは完全無敵なので、大人数が相手でも、ラグビーで勝利できる。
「さあ! 今日はどんな小話をして遊ぶの?」
苺は、顧問を忘れて、遊ぶことしか考えてなかった。
「何事も楽しむことは大切ですよ。エヘッ。」
本物の幽霊のおみっちゃんは、良いことを言う。
「私、帰宅部なんですけど。」
桑原幽子は、顔だけ出して帰って行った。
エクスキューズ・ミー。
「わざわざ10話戻って、幽霊部員さんと本物の幽霊さんが登場しても、問題が無いように書き足してきました。」
なんでもできるカロヤカさんの感情の起伏は鈍い。
「カロヤカさんって、結構、無表情よね。」
麗は、カロヤカさんはナレーションか執事に向いていると思った。
「どうして!? どうして部長の私の登場順番が3番目に後退するんだ!?」
天は、トーク順番の自由化に伴い、1番目から陥落した。
「それは部長が主役じゃないからさ。ニコッ。」
笑は、誰かの心の隙間を突くので、1番目になりたいと思わない。
「面白いな。トーク順番を変えるだけで、話って、変わるんだな。」
大蛇も自分に華がないことを認識している。
「私が1番目をやってあげてもいいけど、教師として生徒の座を奪うのは、さすがに気が引けるわ。」
苺も教師として最低限の自重があった。
「みなさん、お茶が入りましたよ。」
本物の幽霊おみっちゃんは、ライト文芸部の部員たちのお茶汲み係になった。
「ここはおみっちゃんの自宅でもあるから、急須や湯呑みの場所も分かってるし、筋は通っているな。」
幽霊部員の幽子も納得の設定である。
「やったー! お茶だ!」
「おお!? 羊羹もあるぞ! いただきます!」
「カビが生えてますけどね。」
「オエエエー!?」
「この羊羹は、いつ買ったの?」
「ええっと、鎌倉時代です。エヘッ。」
「できる!? このお化け、ただ者じゃない!?」
「カビのついている外身を切って、羊羹の中だけを食べればいいのよ。」
「あ、そっか!」
「幽子さん、頭がいい!」
「こら! そういう問題か!?」
「さあ! 羊羹を食べたら、今日もショートコントをやるわよ!」
「私は、幽霊部員なので帰ります。」
「うちはいったい何部なんだ?」
「カロヤカにお任せあれ。」
ライト文芸部の創作は、これからである。ということで、部長のライト文芸部らしい作品をご覧下さい。
つづく。




