表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こころ戦記  作者: 杏加樹
人類のこころを防衛できるのか?
2/2

その2

木村綾香は34歳の切れ長の目をした美人な方である。医療文化人類学専攻で大学の準教授である。自分より博識であり年収も高い、社会的にも安定し何よりほとんど解雇がない、羨ましい限りである。


クリニックの臨床心理士など年度更新なので、院長の胸下三寸でいつ首になるか分からない!


「先生、きっと統合失調症だと思われていると思いますが。これは違うと思います。」涙目で訴えるように迫ってくる。


かなりの迫力で迫ってくるので、たじたじになりそうなのを堪えて「そうですか」

と答える。


「私は見たんです。朝、外出した時に霧がかかっているのかと気にもしなかったのですが、よく見ると霧のひとつひとつが全部UFO だったんです。しかも、UFO 全てが私の身体の中を素通りして行くんです。今も身体中にとどまっていると思います。」


隼雄は驚いた‼


臨床のカウンセリングの中で夢分析をしているが、同じことを言う患者がかなりいた。


しかし、リアルに見たという報告は初めてであった。しかも、自分もUFOらしき物体が木村綾香の頭の中に入り込んだのを見てしまった❗


これは現実なのか?


隼雄はため息をついた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ