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こころ戦記  作者: 杏加樹
人類のこころを防衛できるのか?
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人類のこころを防衛できるのか?

人のこころの中には、人そのものを破壊し破滅せさる動きがあることを確信せざる得ないと臨床心理士の河西隼雄は思った。


目の前に居る木村綾香は「自殺しろと、誰かが命令してくるんです。必死で無視しています。」


泣きながら震えている木村綾香を、隼雄は一瞥しながら

「薬は効いていますか」

「誰がそんなことを言うのでしょう」


綾香は真っ直ぐに一点を見ながら「薬は飲んでいます。その声は宇宙人しか考えれません」と静かに答えた。


隼雄は目を閉じながら典型的な統合失調症だ、認知行動療法は適用できるだろうかと思案した後に目を開けた途端、


スマホくらいの大きさのシルバーの物体が宙に浮いているではないか、黒いレンズが中央にあり茶色の管も見える。


隼雄に見られたと察したのか、慌てて木村綾香の頭の中にその物体は入り込んでしまった?


隼雄は幻覚か見間違えなのかと思ったが、あまりにもリアル過ぎた。綾香の言う通り綾香の頭の中に宇宙人が居るとか?


そんなことありえない、生まれて38年間こんなことは初めての経験である。疲れているのだろうか?

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