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第13話

たいっっっっっへんお待たせして申し訳ありませんっっ!

まだ本調子ではないのでいろいろご勘弁を(-ω-;)

「またウチも?」

「ええ! もちろんですわ♡ 嫌でしたの?」


前回リトル・ガーデンにお邪魔してからというもの、エヴァちゃんは毎日お給仕しとる。もちろんウチはその間エヴァちゃんとキスしてないんやけど……。いや、でもそういう約束やったもんね。ていうか別に、残念とか思ってないけんね!

でも本当にウチまで行く必要は無いと思うっちゃけど。


「嫌なわけじゃないけど……」


ウチは女の子といっぱいキスしたいって思ったこと無いもんなぁ。借りた漫画を読んで素敵な世界だと思ったけど。


「恋、してみたいなぁ」

「な、何故そんな考えに!?」

「キスって、やっぱり好きな人としたいなーって思って。あ、別にあの場所を否定しようわけじゃないけんね?」

「……」

あれ、静かになっちゃった。


「恋葉ちゃん! やっぱり今日は行くのやめます! というかしばらくは行きませんわ!」

「え? いいと? あんなに楽しそうにしよったのに」

嫌なこと言っちゃったかな。エヴァちゃん、女の子とキスするの好きやもんね。……うん? なんか、モヤッとする。

「はい! その代わりといってはなんですが、デートしましょう! どこに行きたいですか!!?」


デートか。うーん、特に欲しいものはないしエヴァちゃんの行きたいとこでいいんやけど……。あ、


「そういえばさ、部活決めてなくない? 見学行ってみらん?」

「部活見学ですか! うーん、デートとしては微妙ですが、確かにそろそろ決めないと。まあ、目星はつけてありますが」

「そうなん? どこに入ると?」

「漫画研究部、ですわ!」

漫画書くんかな?

「エヴァちゃん絵描けるん? すごか〜」

「百合の素晴らしさを広めるために、文化祭では同人誌を出したいのです! それで、恋葉ちゃんは?」

うーん。ぶっちゃけると面倒やし特に興味は無いんやけど。でもまあ見てみるだけなら……

「とりあえず文化部、かな? まあ部活に入るつもり無いんやけど見るならね」

「と、言いましても……文化部だけでも28ありますわよ」

わお。いっぱいあるね。


「文化部の部室って旧校舎にあるんよね? 適当にブラブラしてみよ」

「そうと決まれば! デートですわっ♡」

「ちょ、エヴァちゃん声おっきすぎ!!」

恥ずかしさで顔が熱くなるけど、それに気付かんエヴァちゃんは、しっかりとウチの手を握って歩き出す。しかもこれっていわゆる恋人繋ぎ……。周りに勘違いされるばい!もう、なんでこんなこと普通に出来るん? 別に嫌なわけじゃないけど。エヴァちゃんには普通なんかな。


「あ、その前にちょっと、お部屋に戻ってもいいですか?」

「うん」


鞄を置いてから行くんかなー、と思ってたら。

「リトル・ガーデンに行かない分のエネルギー補給を、お願いしますわ♡」

「へっ?!」



「」

もしかして、倉田先生にお渡ししたチョコが、巡り巡ってまた恋葉ちゃんの元に?

「どんなお姉さんですか?」

「ん〜本もっててーよく分かんないこと言ってたー」

まあ、誰かは分からないですが……仕方ないですわね。いつもとはまた違った可愛い恋葉ちゃんを、堪能することにしましょう♪ 部活見学は明日でも構いませんし。

「ねーえ! ちゅーしてぇ〜」

「恋葉ちゃんからしてくれないんですの?」

「んふふ〜っ! じゃあしちゃうぅ〜あれぇ??」

ブラウスのボタンを外そうとしていますが、酔いのせいで上手く手が動かないようです。サッサと自分で脱いでしまうと、恋葉ちゃんはまずギュッとハグしてくれました。


「ちゅーするぅー」


うふふ♡ 私も負けていられませんわね!



もともとは3000弱あったのですが、あんまり長いので分けて投稿しようという結論に。なので近々また更新します!

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