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街に向かいます。

 目を開けた瞬間目の前にヨミの顔があった。気絶していたのは数秒だった様だ。


「ヨミ、近くに街とかないか?落ち着いてゆっくり考え事をしたい。」


「あるよ?ついて来て。」


 よかった。近くに街とかがなかったら、野宿する羽目になっていたかもしれない。


「なぁ。その街ってここからどれぐらいの所にあるんだ?」


「・・・ここから、10分ぐらい?」


「案外近い所にあるんだな。」



 しばらく歩いていると門が見えてきた。


「そういや俺、街の中入れるのか?」


 こういう場合身分証のようなモノが必要かもしれないのでヨミに聞いてみる。


「だいじょうぶ」


「ならいいけど」


 ほっとしていると、ついに門の近くまで来た。門の横には数人の門番がいて、街に入るにはそこを通る必要があった。


「アネストには何の御用で?」


 この街、アネストて言うんだな。


「えっと、その⋯」


 さすがに異世界から来ました。なんて言えるはずもなく、門番の質問に黙り込んでしまう。


 あっ、言葉は光に包まれた時に情報と一緒に話せるようにしてくれたらしい。ヨミがそう言ってた。


「あのもしかして、異世界出身の方ですか?」


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