表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/24

顔が近いです。


「お前、ヨミか?」


 ヨミ。それは俺があの世界で一緒に暮らしてた白猫の名前。


「そう、だよ」


 先程までの恐る恐るといった感じとは違う、はっきりとした答え。


「また会えてよかった。」


 ヨミだと分かった途端、俺はヨミを抱きしめていた。


「そういやここってどこだ?それになんでヨミがここに?」


 お風呂とか言われて焦ったけど、少女がヨミだとわかってすこし落ち着いた。それよりも、今は何が起こったのか知るために少しでも情報が欲しかった。


「ん、わかった。」


 するとヨミは俺の前に来ると、両手で俺の頬を挟み額と額をくっつけてきた。


「ちょっ⋯⋯えっ?」


 ヤバイ顔が近い。


「⋯⋯んっ」


 ヨミが目を閉じ集中する。すると俺とヨミを光が包み込んだ。


「うっ、あぁっ」


 途端に頭に情報が流れ込んで来る。意識はそこで途絶えた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ