断頭台のロクサーナ
大陸の王国で巻き起こる、革命に至る物語。
ロクサーナことロキシーはある日突然、別の世界の自分を夢見た。自分が首を切られて死んだ女王だという夢を。
双子と信じていた妹のモニカこそが王家の血を引いているというのに、それに嫉妬し、彼女を憎み抜いて、出自を偽り女王となった。だが結局は愛する婚約者も王位も全て奪われ、呪いの言葉を吐きながら死んだ史上最低の悪女、ロクサーナこそが、自分なのだという忌まわしい記憶だ。
ロクサーナが死ぬのは17歳のはず。ロキシーは12歳。時間が戻ったとしか思えない。だが以前の世界と違うのは、ロキシーはすでに生まれた家を追い出されていて、厳しくも優しい養母と、慕ってくれる義理の弟がいることだ。
おまけに以前の世界では一方的に恋をして無理矢理婚約を結び、憎まれていたはずの婚約者は妙に優しい。
恋で人生狂ったかつての苦い思い出があるから、二度と恋なんてしたくないのに、怒涛の恋愛に巻き込まれていく。
愛憎渦巻く、二人の少女の物語。
※ロクサーナを中心に、登場人物たちの視点が混ざっています。
※以前公開していた「今世こそ負けませんわ!」という物語の再投稿です。主人公二人の名前を変えていますが、内容は概ね同じになっています。
アルファポリス様にも投稿開始しました。
ロクサーナことロキシーはある日突然、別の世界の自分を夢見た。自分が首を切られて死んだ女王だという夢を。
双子と信じていた妹のモニカこそが王家の血を引いているというのに、それに嫉妬し、彼女を憎み抜いて、出自を偽り女王となった。だが結局は愛する婚約者も王位も全て奪われ、呪いの言葉を吐きながら死んだ史上最低の悪女、ロクサーナこそが、自分なのだという忌まわしい記憶だ。
ロクサーナが死ぬのは17歳のはず。ロキシーは12歳。時間が戻ったとしか思えない。だが以前の世界と違うのは、ロキシーはすでに生まれた家を追い出されていて、厳しくも優しい養母と、慕ってくれる義理の弟がいることだ。
おまけに以前の世界では一方的に恋をして無理矢理婚約を結び、憎まれていたはずの婚約者は妙に優しい。
恋で人生狂ったかつての苦い思い出があるから、二度と恋なんてしたくないのに、怒涛の恋愛に巻き込まれていく。
愛憎渦巻く、二人の少女の物語。
※ロクサーナを中心に、登場人物たちの視点が混ざっています。
※以前公開していた「今世こそ負けませんわ!」という物語の再投稿です。主人公二人の名前を変えていますが、内容は概ね同じになっています。
アルファポリス様にも投稿開始しました。
第一章 首を切られてわたしは死んだ
首を切られて、わたしは死んだ
2023/06/01 12:52
(改)
お迎えが来て、わたしは帰路の準備をする
2023/06/01 14:04
弟に、わたしはさよならを言う
2023/06/01 14:34
元婚約者と、わたしは列車へ
2023/06/01 20:06
(改)
六年ぶりの、わたしの家族
2023/06/01 20:43
わたしの過去を、わたしは思う
2023/06/02 12:09
とてもかわいい、わたしの妹
2023/06/02 12:37
お茶会に、わたしは招かれる
2023/06/02 17:57
幼なじみが現れて、わたしは少し自棄になる
2023/06/02 23:08
思いがけない味方に、わたしは励まされる
2023/06/03 12:53
事件について、わたしは弁明する
2023/06/03 12:58
同じ少女を、わたしは助ける
2023/06/03 14:13
彼に連れられ、わたしは逃げる
2023/06/03 18:52
(改)
大雨の中、わたしたちは途方に暮れる
2023/06/04 12:33
元婚約者と、わたしはホテルへ
2023/06/04 14:39
(改)
彼と、わたしは少し近づく
2023/06/04 19:49
(改)
彼の痛みを、わたしは抱える
2023/06/04 22:31
妹に告げられ、兄は真相を知る
2023/06/05 12:55
(改)
ふてくされた妹に、わたしは一応謝られる
2023/06/05 13:42
熱に冒され、男は独白する
2023/06/06 12:32
戦争がやってきて、弟は銃を握る
2023/06/06 18:41
狂った運命の中で、彼女は孤立していく
2023/06/06 21:49
(改)
侵入者がやってきて、わたしは誘拐される
2023/06/06 22:10
危機的状況の中で、わたしたちは休戦する
2023/06/07 20:45
分かり合えない妹を、わたしは悲しむ
2023/06/07 21:14
(改)
救いを求めて、彼女は泣いた
2023/06/08 09:48
交戦のさなか、わたしたちは手を握る
2023/06/08 13:31
繰り返される世界の中で、彼女は静かに病んでいった
2023/06/08 19:16
誓い合う、わたしと彼女
2023/06/08 21:03
(改)
生き別れた姉と、弟は再会する
2023/06/09 08:16
希望を抱いて、彼は旅立つ
2023/06/09 12:49
第二章 真実のキスは藪の中
時が流れて、わたしたちはそれから
2023/06/09 20:27
変わった青年と、わたしは出会う
2023/06/10 11:19
(改)
家に帰って、わたしは王子を思い出す
2023/06/10 20:11
誕生日を迎えて、わたしは前より大人になる
2023/06/11 09:21
(改)
密談をする、弟たち
2023/06/11 15:36
おひさしぶりの、わたしのお城
2023/06/12 12:34
(改)
一番素敵な、わたしの夜
2023/06/12 20:35
戦闘前夜、彼らは語らう
2023/06/12 23:08
(改)
友人へ、わたしはお別れを言う
2023/06/13 12:32
恋もキスも、わたしはいらない
2023/06/13 21:47
(改)
叶わなかった、彼女の恋
2023/06/14 12:26
黒幕の名を、彼女は告げる
2023/06/14 12:33
(改)
雨の中、弟とキスをする
2023/06/14 20:36
(改)
弟を失い、わたしは彼女にすがりつく
2023/06/15 12:34
幕間
愚かな男の、愚かな人生の記憶
2023/06/15 20:01
(改)
第三章 蝙蝠は誰も愛さない
十五歳になった、わたしたち
2023/06/16 13:38
ある真相に、彼は辿り着く
2023/06/17 18:22
(改)
銃をぶちまけ、少年は走る
2023/06/18 15:10
新たな人物に、わたしは出会う
2023/06/18 15:41
(改)
戦地にて、弟は雨に打たれる
2023/06/18 21:49
病院にて、彼らは再会する
2023/06/19 12:29
彼の訃報を、わたしは知る
2023/06/19 19:24
もう一人の、幼なじみは現れる
2023/06/20 13:16
革命児に、わたしは会いに行く
2023/06/20 21:29
(改)
写真を届けに、弟は帰還する
2023/06/21 18:32
記憶を無くした、わたしの弟
2023/06/21 23:15
予定調和の、使者は来る
2023/06/22 08:14
(改)
父の運命を、わたしは変える
2023/06/22 12:35
(改)
父を追って、わたしは街へと出る
2023/06/22 19:19
建物の中に、弟と潜入する
2023/06/23 12:35
(改)
死の未来から、男は生き残る
2023/06/23 21:25
(改)
真の王女を、父は守る
2023/06/23 23:26
わたしの真実に、妹は気がつく
2023/06/23 23:28
(改)
混乱の中で、亡霊は蘇る
2023/06/24 11:08
その提案を、わたしは断る
2023/06/24 16:52
第四章 砂糖でできた甘い楽園
嵐の後で、彼と彼は再会する
2023/06/25 12:14
(改)
逃げ隠れた厨房で、彼女は彼にキスをする
2023/06/25 12:36
(改)
歪んだ世界を、彼女は否定する
2023/06/25 12:46
橋の上で、少年は身投げを止める
2023/06/26 12:29
忠誠をもう一度、わたしは誓う
2023/06/26 19:33
(改)
決裂をする、わたしと弟
2023/06/26 22:58
(改)
思惑を重ね、二人は手を取り合う
2023/06/27 08:16
背徳に身を任せ、わたしは愛を聞く
2023/06/27 12:31
(改)
列車に乗って、彼と駆け落ちをする
2023/06/28 12:50
(改)
国を思って、王子は憂う
2023/06/28 20:48
(改)
瓦礫の中で、わたしたちは夫婦のふりをする
2023/06/29 12:34
(改)
故郷に帰り、わたしは王都を思い出す
2023/06/30 22:13
(改)
誰でもないと、わたしは気づく
2023/06/30 22:48
大馬鹿者の、わたしたち
2023/07/01 13:23
罪を、わたしはまた重ねる
2023/07/01 22:26
列を外れて、彼は銃を向けた
2023/07/02 12:28
真相を、わたしは悟る
2023/07/03 08:18
(改)
決意を固めて、わたしは家を出る
2023/07/03 12:12
幻想から、弟は帰還する
2023/07/03 19:28
幕間
冬の空に、小鳥は飛んでいく
2023/07/04 12:36
(改)
第五章 夢見る少女は夢から醒める
平穏が、わたしに訪れる
2023/07/04 22:27
信念を持って、反乱の徒たちは酒場に集う
2023/07/05 08:19
揺るがぬ信念を、あの日彼は捨てた
2023/07/05 12:38
娘に見守られ、果報者は眠りにつく
2023/07/05 19:08
訃報を告げられ、妹は嗤う
2023/07/06 08:17
(改)
蜘蛛の毒牙に、羊はかかる
2023/07/06 12:28
(改)
反乱の渦の中、彼は舞台に踊り出る
2023/07/06 20:21
(改)
彼の嘘に、わたしは気づく
2023/07/07 08:17
(改)
矛盾を抱えて、男は酒に酔う
2023/07/07 12:31
(改)
祝いの品に囲まれて、女王は従者を蹴り飛ばす
2023/07/07 17:22
(改)
革命開始の合図を、わたしは止めに走り出す
2023/07/07 20:15
大雨に濡れ、彼は一歩も下がらない
2023/07/08 09:22
抗い続ける人の中で、誰かは撃たれる
2023/07/08 12:36
未来へと、彼女は進む
2023/07/08 19:17
(改)