第1話
初心者で正直不安で右も左もわからない…
ですが精一杯やっていきたいと思うので温かい目で読んであげてください!
「…ぇ、ねぇ、翔どうしたの?」
そう言ったのは僕の傍らにいた小柄な少女だった。
「あぁ…もぅあれから半年も経ったのかと思ってね」
そんな事を言いながら半年前の事を思い出していた…
教室では調子に乗っているグループが弄られグループの奴らをいじっている。
弱いものいじめとか暴力とか見ているのは個人的に虫唾が走る、けど止める勇気なんてモノは生憎、持ち合わせてはいない。
(超能力とかあれば殺せるのにな…)
そんな事を心の中で呟いていると急に教室の床が消え机や椅子を残し教室に居た人々が俺を含め落ちていた。
「うっ…」
下からものすごい勢いで風が吹いくる。
俺は強風のあまり目を閉じた。周りは悲鳴とかあげて…あれ?急に静かになった…
「え…ここは何処だ…?」
目を開けると俺は木々に囲まれた円形の草原に立っていた。
他の奴らは草の上に倒れてる。
「しかしここは何処だ、急に落ちたかと思えば…自然の中って…」
一瞬でこんなところに来れる何てことは今の技術じゃできないはず…って事は異世界とか?…まぁ、試しに
「ステータス!」
……。結構自信満々に叫んだ自分が恥ずかしい、何も起こらなかった。まぁ、誰にも聞かれてないと思うからいいけどさ…
「叫ばなくても念じればっていうのも定番かな?」
そう独り言を呟きながら次は黙って念じてみた…
すると視界に半透明のウィンドウが現れた。
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名前:川野 翔
年齢:17
種族:人
レベル:20
HP:300/300
MP:500/500
攻撃力:250
防御力:250
魔法攻撃力:100
魔法防御力:250
幸運:50
技能
剣術Lv3
抜刀術Lv4
薬草術Lv3
鑑定眼Lv5
称号
異世界からの訪問者
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「うわ、こんなのが出るっていうのは…やっぱり異世界なのか…?」
ステータス?が出るくらいならアイテムボックスみたいなのもあるのかな…そう思って試しに念じてみた。
「お、でたでた。」
視界には保管リストと書かれたウィンドウが出てきた
「あれ?日本刀が入ってる、こんなの元から持ってもいないし…詳細とかどう見るんだろう」
そう言って念じてみた。
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【鋼の斬鉄剣】
・鉄ぐらいなら容易に切断できる刀。
川野 翔が誕生日に異世界転移させた事に罪悪感を感じた神様に贈られたもの。
「まぁ、少しの間なら使えるからこれで勘弁してね、保管ボックスはおまけだから好きに使ってね!」
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「あぁ、そういえば今日は俺の誕生日だったな…って、神様って…とりあえず【鋼の斬鉄剣】はそのままにしておこう」
そんな事を言っていると友人の一人が目を覚ました。
「う…頭痛が…ってここ何処…」
「お、おはよう湊」
そう声を掛けると目を見開いて言った。
「翔、ここは何処なんだ…まさか、異世界とか言わないよな!?」
「おお、察しがいいな」
「え…」
湊の見開いた瞳にはどちらかというと好奇心な光が見える気がする…
「って事はステータス見たいのあるの?」
「あぁ、あったよ。見たら?」
「お、おう、じゃあ…ステータス!!」
……。まぁ、叫んでも出ないよね
「で、出ないじゃん!恥ずかしい…」
「かっこよく叫んだねぇ」
と笑いながら言った。
「う、うるさい!…ステータスってどうやってみるの?」
「心?でステータス現れよ、みたいに念じてみて」
「念じる?…やってみるよ」
そう言って湊は目を閉じた。
「うわっ!ビックリした」
「見えた?」
「うん、パソコンのウィンドウみたいなのがある」
「で、どんなステータスだった?」
「どうやって見せるの?」
「いやぁ、俺もそこまでは知らないな」
さっきまでずっと一人ブツブツやってたからな…
「念じてみればできるかな?」
そう言って湊はまた目を閉じた…
すると半透明のウィンドウがでてきて【ステータスの観覧を許可されました。】と書いてある。そのウィンドウに重なってもう1つのウィンドウがあった。そこに集中すると先ほどのウィンドウは消え、湊のステータスが現れた。
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名前:柊 湊
種族:人
年齢:17
レベル:20
HP:200/200
MP:300/300
攻撃力:160
防御力:100
魔法攻撃力:150
魔法防御力:100
幸運:60
技能
射撃Lv3
隠密Lv2
鑑定眼Lv3
称号
異世界からの訪問者
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「なんか、射撃ゲーム好きっぽいステータスだな」
「まぁ、実際好きだから個人的には満足なんだけどね」
「翔のステータスはどうだった?」
「見る?」
「勿論!」
俺は湊に意識を集中させた…視界に【ステータスの観覧を許可しますか? はい/いいえ】というウィンドウが現れたのではいの方に集中させた。
湊は何もない空間をまじまじと見つめている。
「なんか、翔の技能かっこいい侍じゃん!」
「でも、我儘いうと異世界なんだから魔法系でも、良かったかも」
「そうだね、楽しそうだもんな」
そんな事を話していると段々と教室に居た人達が目を覚ました。
最後まで読んでいただきありがとうござい!
まだ、主人公のキャラが迷走中ですね(笑)
今日か明日でもう1話あげる予定です!
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