表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

腹の中

(何だろう、ここは?暗いし、何も分からないし…

 それにしても、ここは暑いなぁ。しかも息しズラーー)


 辺りは暗く何も見えない。

 そして周りには、熱く湿度がヤバイ、空気が漂う。


「くそ、どうなってるんだよ。ってか、ここどこ?

 何なんだよ。暗くて何も見えねぇ〜し。」


 クロスは不満の声を漏らす。


(ほんと、ここは何処なんだ?)


 周りは、相変わらずの暗さで何も見えのだが、ひとまず手を動かそうとする。

 だが…


(あれ?何だ?何だ?)


 手を動かすと、何やら暖かで液体のようなものに触れているような感触が襲う。


「何これ?全くこれが何なのか、予想すら付かないんだけど…ってか何…指動かすとネバネバっとした感じが……うわ、気持ち悪〜〜〜」


 しかもその液体は、粘りがあるのだった。

 何だろうか?そしてここは一体何処何だろうか?

 クロスは少し考える。


 するとそんな中いきなり、地震がおき始める。


「うわ、何。今度何だよ。」


 クロスは態勢を崩し頭が、その液体に浸かる。


「痛い。痛い、痛い。何これ、ちょー目に染みるんですけど。いたっ。」


 さっきの地震?のせいで、目にその液体が入ったのだった。

 この液体はどうやら、目に入ると痛みが生じるらしい。

 ということは、この液体は刺激物なのだろうか?


 すると、それとともに今度は異臭が鼻についてくるのだった。


「臭い……この液体くさっ。何なんだよこれは?」


 その匂いは、カオスなものだった。しかし、主には血の生臭い匂いである。


(なんかもう、俺色々な意味で終わってるんですけど。

 おっといけねぇ〜あの生臭い匂いを嗅いだら、なんか吐きたくなってきたわ。)


 そんな彼ではあるが、そんな彼の目の前の視界の周囲に、突然赤い光を放なち始める。

 赤い色からするに、ヤバイものなのだろう。


(何だ?今度は何?赤い光が……ちょっと待てよ。)


 クロスはこれを見るや否や、これに見覚えを感じ、それが何なのか必死に思い出そうとする。


(確かこれって、ゲームのHPバーがヤバイ時によくあるアレじゃない?まさかね。ここはゲームじゃあるまいし……あははははははははははは…………っておい!これゲームじゃねぇ〜かよ。)


 すかさず頭を固定して左上を見る。


『cross HP |ー------------------------|

 ***MP |ーーーーーーーーー|』


 ※都合上簡略化してます。


(はぁ、なるほどなるほど、こんな所に表示バーがあるのね。……………………………ってあれ?本当にHPって…)


「オーマイガーーーーーーーー!!」


 そうーー何とこの赤々と点滅しているこれはHP危険領域の警告なのだった。

 しかしそうも悠長にする時間などはない。

 急いでここを脱出しなければならないのだ。


「あーーー!どんどんHPがーー」


 ここで少し記憶が蘇る。その記憶とはもちろんの事ーードラゴンに食べられる時のものである。


「……あの時……確か俺は奴に食われて…………そうだった。俺は食われて今、彼奴の胃の中か!!」


 そうなのだ。彼は胃の中にいるのである。そしてこの液体の正体こそ胃液なのだ。そしてHPバーがじわじわ減っている所以でもある。


「あーーー早くしないと。早くここからでないと死ぬーーーー」


 頑張れ!クロス!!負けるなクロス!!じゃないと君は死んでしまう!!

あとあと付けたしします(>人<;)


時間の合間合間に投稿しているので、かなり進んでいませんが許して下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ