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その時まで、待っていて  作者: 向日葵
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白い肌

少年の変化をうまく伝えたい

僕には見えちゃいけないものが見える。

それは鬼のような形相だったり、穏やかで優しい表情だったりする。

特に危害を加えるわけでもなく ただなんとなく 悲しそうに何かを求めてフラフラとさまよっている。


幼い頃、友達にこの事について言ったことがある

案の定 嘘つきだの、気持ちが悪いだの 信じてもらえるわけがなかった。

この出来事をきっかけに 自分にしか見えていないことがわかり、とたんになぜか恥ずかしくなり 言ってはいけないことをいってしまったように思えて自分をひどく恨んだ。

その頃からだろうか。友達にバカにされ続けた僕は自分を表に出さなくなった。なぜこんな力が自分にあるのだろう こんなものなくなってしまえ 人じゃないものなど見たくもない


危害は加えないものの その存在は時に 心臓に悪いものであったから 僕は早く “普通”になりたくて仕方なかった。


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