昔の話③
あともう少しで彼女いけるとおもいます。
書くのって難しいよ~!
サーコーマートの駐車スペースに車を停め、時間をみると9:30
早くついてしまったため、朝食も喉を通らず、缶コーヒーのみ買い、車内で雑誌を詠みながら飲んでいる。
時間が経ち、雑誌を読み進めていると、《コンコン》と音がする為顔を向ける。
するとそこには・
…
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麻美先輩が立っていた。
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その場の状況が全く理解出来ず、車のウィンドを慌ただしく開け、先輩の言葉を待つ。
麻美『………』
『………』
冷や汗が流れ、時間を確認すると10:00ジャスト 大分時間が流れていた様だ。
反応に困る俺
それを見て笑いを堪えてる先輩…
『どうなってるんですか?』
呆気にとられる自分…
笑いを堪える先輩…
『どうしたんですか?どうなってるんですか?ナニしてるんですか?』
大いにテンパっているのを後目に先輩は、笑いながら
麻『だから言ったでしょ。他人の二人だけあわすのは、忍びないって、そう思ったら居ても経ってもいられなくなっちゃったの……あと、仕事は、変わってもらって休んじゃった。』
イタズラが成功した子供の様な顔を向けながら話をしてくる。
『だったら、朝の電話でそういってくれれば良いじゃないですか~!朝から、緊張して、凹んで、ドキドキしていた自分が莫迦じゃないですか~もう』
少し拗ねて見せる。
麻『ゴメンゴメン!セイくんの反応があまりにも面白くてさ……少し悪ふざけがすぎたかなって思ってるんだから、男は細かいこと気にしないの…』腰に手を当てながら、車を覗き込む。
麻『それよりも、セイくん服装の点数は0点だよ。もう少しましな格好をしてくると思ってたけど、これはNG』
ダメだしをされて、自分の服装を見直し苦笑しなから
『そうですね…今思えばそうですね。だけど言わせてもらえば朝から怒られたら凹んでそんなこと考えられないですよ……』
麻『まぁ~そう仕向けたたんだけどね?君が気張った格好されても困るしさ~私服の女性とスーツみたいな気張った格好の男性が白昼一緒に歩いてたら、田舎の人達は邪推すると思うから、朝一番に芝居を打った訳……まぁ予想をナナメ上だったら、良かったんだけど、ナナメ下に行くとは、私も思っていなかったわ』
ため息をはきながら、顔に手を当てる先輩
少しバカにされていると思い、ムッとする
『ムッ!そうだったらそう言ってくださいよ。なんで遠回しなことをするんですか~!』
ため息を込めて返答する
麻『だって、面白いじゃない?まぁいいとして、車入って良い?』
『良いですよ?それはそうと、合わせたい人はいつくるんですか?』
普通に疑問になったことを質問する
麻『はぁ~寒かった。この頃寒いね~!えっ?来ないよ?』
……んっ?
麻『大丈夫大丈夫!その人の家に今から行くから……その道案内がワ・タ・シ』
……はぁ?
麻『じゃあ早く行こうか!』
……えっ?
麻『予定追加あるから楽しみにしててね!』
この先輩には、一生涯適わない気を感じながら、車を走らせる。
大体話の展開は6~7割り決まってるんだが
話の広げ方がシロート丸出しなんだよな~!
改めて物書きさんって尊敬するな~と 思ふ フラウロス でした