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暇庭宅男作品の読み方

作者: 暇庭宅男
掲載日:2026/08/04

なろうでの活動も、まさかまさかで1年を超えることになった。自分でも驚いている。過去に書いた作品の練り直しも、新しい作品も、どちらもそれなりに投稿してきた。こんなもの誰ひとりとして読むまいと思って投稿したものも、PV数2ケタ、3ケタに届くものも多くなった。感謝してもしきれない。本当にありがとうございます。


ところで、暇庭宅男の作品とは、明るいものと暗いものの大きく分けて2種類があり、まこと残念なことだが暗いほうの作品は、個人的にあまり大っぴらに読まれないほうが好ましいと思っている。


じゃあなぜ暗い作品まで投稿するんだよという話なのだが、投稿する作品を順繰り読んでいくと、私という人間がいつ明るく楽しい作品を作ることができ、逆にどんなとき暗い作品をぐずぐずと弄り回すのかを可視化できる。もっぱら、自身の心の状態を知り、陰鬱に沈んだ時の自身の行動を、その害を軽減するべく、暗い作品も投稿するのだ。私のメンタルの記録簿としてなろうが機能しているのである。


だから、というのもおかしいが、オタクがコンテンツの「棲み分け」で不快な思いをするのを避けるように、暇庭宅男の作品は「読み分け」してほしいと思うのだ。

暗いのを読んではいけないということではないのだが、せっかくのなろうである。なるべく明るい文章を、作品を読んでくださる方々に届けるべく、暇庭宅男作品の読み方を共有したいと思う。


暇庭宅男作品の読み方ひとつめにして最大のポイント。タグに「ダーク」を含むものは避けよう。次いで「シリアス」も、あまり明るく愉快な作品はない。この2つはとかく避けることを推奨する。まれに自分でも読み返すと、「ダーク」と「シリアス」は気が滅入るような内容をずらずらと並べていて心底がっかりする事がある。物書き趣味なんだから、なんぼなんでももうちょっと希望をあることを書かないと、ただ呪いをぶちまけているのと同じだ。


その2つのタグがついた作品は、ひとえに私の心の毒抜きに書いたというだけであって、間違っても読んだ側が真に受けて引きずられるべきものでは無い。それをちゃんと述べておきたい。そういうものを読んだとしても、「ケッ、この根暗が」と心の中から蹴り飛ばすのが真の健康というものだ。


暇庭宅男の読み方ふたつめ。ここからは()()()()()()、私は兼業農家なので、タグに「野菜」や「家庭菜園」などが入っているものは割と明るく読めるはずだ。連載もほとんどはこのタグに集中している。そしてオススメポイントがもうひとつ、客観的事実はともかくとして、それらには私の所感をなるべくたっぷり入れてあるので、毎話の話を、「そうなんだ!」と肯定的に読んでもいいし、「嘘つけこのドン百姓が」と批判的に読んでも一向に構わない。もしも暇庭の書いたことを実践するような事があったなら、実践したあなたの所感があなた自身のエッセイなどの作品になるかもしれない。そういう読み方こそがこのサイトを盛り上げてくれるはずだと思っている。



最後に、私は短編書きの悪い癖で、作中の言葉や物事の説明がものすごく少ない。

自分で読み返したとき、これは読む人にとって意味不明な作品になってしまったのでは?と思うこともしばしばだ。だから、時々説明もなく使ってしまう単語/専門用語や概念など「わかんねーよ暇庭ァ!」と思うところは、感想で質問を気軽に寄せてほしい。わざわざこれを書いたのは、ほかの作者と読み比べても、私の書くものは説明が少なくて圧倒的に読者に対して不親切であることをしばしば痛感するからだ。


私自身決して説明が上手なほうではない。しかし、下手くそなりに精いっぱいの説明はしようと思う。せっかく貴重な時間をかけて読んで「コイツ何書いてんのかわかんねーや」ではもったいない。


ひとつここで約束したいのは、いわゆる「読解力」なる力の高い低いで、私は読者の皆様を区分けするつもりは毛頭ないということ。

皆ひとりひとり歩んできた人生があり、読解力とは人生経験にしか立脚し得ない。私と違う人生を歩んできた人が、それゆえに「なんかここ分かんねーや」となったとき、それを感想に投げることができる環境こそ、図書館から一歩踏み込んで、書いた人間と話せるというなろうの最大のメリットだと思うのだ。


繰り返すが暇庭はそんなに説明は上手ではない。それでも、自分の周りには全然いなかったタイプの人間と言葉を交わす機会があるかもしれないという、このなろうにしかない環境を、利用しないのはもったいないような気がするのだ。


とまあ、1年間続いたなろうでの創作で、約130タイトルもの(99%短編だが)作品を投稿した。もしこれから、暇庭宅男の作品を読む方は、ぜひ、3つのポイントを踏まえながら読んでみてほしい。もしも気に入った作品があったよというなら、暇庭にとってそれほど嬉しいことはない。

なろうにはあまりにも雑多に、思いつきで書いては投稿してきたため、私の作品は大変雑然とした順番で並んでいる。


整理するかどうか悩んだが、整理するにもあまりにも方向性がバラバラすぎて断念。代わりに、なるべく健康に読むためのおおよその流れを記載しようと思い文章にした。余計なお世話だという人はそれも大いに結構。好きに読んでももちろん構わない。

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