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作者: 秋葉竹
掲載日:2026/06/04


 夢


たまに

夢を

みる


起きたら感動でボーッとしてしまうほど

楽しい

夢だ


そのひとが

だれかは知らないけれど

僕の大好きなひと


初めて会ったのに

初恋みたいにキュンとした

思慕を感じてしまってる


起きてからも

会話の一部は覚えていて

ニタニタしながらそれを想い出す


色は

ついていない

そのひとの顔も憶えていない


けれど起きてからも

しまった

連絡先を聴いてないやと


想わず振り返ってじぶんを責めるほど

大好きになってしまう

そんな夢を


たまにみる

まえにみたのはなんねんまえかわすれた

初めてその手の夢をみたのは


まだ十代のころ

そのひとのことは

いまも憶えている


そのひとは

とても明るく朗らかに笑う

みんなに優しいみたいなひとだった


今朝みた夢のひとは

勝ち気ですこし影のある

でもよく笑うひとだった


なぁんだ

僕は

笑顔が素敵なひとが好きなんだ


気がついたけどじつは

そういう割にその笑顔なんかも

綺麗に忘れているんだけどね








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