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B幕
(その者の宝物が一室の床に転がっている)
その者「ただいま」
魔女「ひっ、ひっ!」
その者「(何、してるの……)」
魔女「このっ! このっ!」
その者「あぁ……(あぁ、私の宝物が……)」
魔女「娘に悪影響を及ぼすろくでなし! このっ、このっ!」
その者「(あぁ……やめろ、やめてくれ…………やめてくれ)」
魔女「くっ! このっ!」
その者「あぁ……(私の宝物がああも無残な姿に)」
魔女「憎い……このっ! 呪書たちめ!」
その者「……何してるのッ‼」
魔女「あら、お帰り。遅かったのね」
その者「………地獄だ…………」
魔女「少し大掃除してたの。どうしたの、そんな真っ青な顔して? きゃっ!?」
その者「この魔女め、触れるな……その穢らわしい手で……何してるッ!」
魔女「か、母さんに向かってなんてことを……恐ろしい子……」
その者「もう、許さない……」
魔女「気でも、違って?」
その者「殺してやる!」




